カメラ&撮影テク
PRを含みます

【昆虫撮影おすすめカメラ】なぜOM SYSTEMのカメラは昆虫愛好家に選ばれるのか?

pintyoro

こんにちは!フォトグラファー&自然解説員のムーアです。

ムーア
ムーア

国内外で野生動物の写真を撮影しています!

今回はトンボやチョウなど昆虫の撮影に適したカメラを紹介していきます。

昆虫の撮影といえば、著名なプロの方もOM SYSTEM(旧オリンパス)のカメラを愛用されていますね。

選ばれているのには理由がある!ということで、おすすめ機種おすすめ理由をご紹介していきます!

これからも、昆虫好きの相棒

OM SYSTEM Tough TG-7

OM SYSTEM Tough TG-7(赤、黒)
Tough TG-7
都会パパ
都会パパ

おお、かっこいい!

こちらはネイチャーフォトでは非常に有名な、旧オリンパス時代のTough(タフ)シリーズの最新機種、TG-7です。

TG-7おすすめ理由

顕微鏡モード、深度合成で接写が楽しい

豊富なアクセサリーで幅広い撮影が楽しめる

・落としても壊れない

・泥だらけにしても壊れない

・一眼カメラと比較し安価(6万くらい)

公式サイトなら3年保証

タフ性能

TG-7は水洗いできる
水道水で洗う

昆虫の撮影となると、砂や土で汚れたり、急な雨に襲われたり…過酷な使用を想定しますがTG-7なら安心。どれだけ雑に扱っても壊れません(やめろ)。笑

そもそもが水中撮影ができるカメラですから、防塵性能も最高レベル。

地面に置いてアリやバッタの撮影をして、水洗いができるカメラです。

接写機能

tough TG-7で接写
ツチイナゴに近づいて撮影

実際使ってみると、接写撮影が非常に面白い!

顕微鏡モードを搭載し、被写体にレンズをくっつけて超拡大撮影までできちゃいます。

どちらも顕微鏡モードで撮影。

昆虫の顔をアップで撮影することもできますし、少し引いて背景を入れての撮影も可能です。

さらに、TG-7には深度合成機能があります。

接写すると、ピントの合う位置が限定的で、左のキマダラカメムシは眼の周辺にしかピントが合っていませんが、深度合成すると体の奥までピントが合っているのが分かると思います。

ムーア
ムーア

TG-7で夏の昆虫撮影してると時間が溶けるよ~

すっごく楽しいカメラだよ!

豊富なアクセサリー

テレコンバーター TCON-T01
テレコンバーターを装着して撮影

こちらの記事でも紹介しましたが、TG-7はアクセサリー(レンズやケース)が豊富に用意されていて、撮影の幅がめちゃくちゃ広がります。

上の写真のテレコンバーターを装着すると、少しだけ撮影倍率が上がります。

都会ママ
都会ママ

どんな感じ?

おお、テレコン使用で被写体が大きく写り、背景のボケ感が強くなりましたね。

被写体が浮き出て見えるようになりました。

その他、おすすめアクセサリーはこちら

あわせて読みたい
【買わなきゃ損】Tough TG-7の必須アクセサリーとは?【おすすめ10選】
【買わなきゃ損】Tough TG-7の必須アクセサリーとは?【おすすめ10選】

Tough TG-7 実写サンプル

では実写サンプルです。

全てムーアがTG-7で撮影しました!

都会ママ
都会ママ

水中撮影ができるから、川の中の水生昆虫も撮影できるんだね!

ムーア
ムーア

そう!一眼カメラでは真似できないところだね~

選ばれ続ける理由は“動物を捉える力”

OM SYSTEM OM-1 MarkⅡ

OM-1 MarkⅡ
ムーア
ムーア

本命はこちら!OM-1 MarkⅡ(オーエムワン マークツー)!

都会パパ
都会パパ

こっちが本命か!笑

そう、TG-7ももちろん良い選択肢です。が、もっと奮発できるぜ、という方は断然こちらのミラーレス一眼 OM-1 MarkⅡがおすすめ!

初代となるOM-D E-M1は2013年発売。それから約10年、4回にわたるモデルチェンジを経てなお選ばれ続けるのは「動物を捉える力」に特化しているから。

TG-7では撮れなかった、飛んでるチョウや遠くのトンボなど難易度の高い昆虫を撮影することが可能になります。

OM-1 MarkⅡ おすすめの理由

防塵防滴で水辺や雨天時の使用も安心

・被写体認識で昆虫をカメラが認識

・マイクロフォーサーズ規格で、倍率2倍

・高速連写で昆虫の飛翔を捉える

・プロキャプチャーで動きの速いトンボも追える

公式サイトなら3年保証

被写体認識で昆虫を捉える

AI被写体認識でトンボを認識

このOM-1、被写体認識で昆虫を認識します。ちなみに魚とかもある程度認識します。すごい!

ムーア
ムーア

使用モードは被写体認識「鳥」だけど、昆虫を認識してピントを合わせてくれるよ。

都会ママ
都会ママ

鳥なのに!?笑

おかげさまで、高速で飛んでいるギンヤンマにも自動でピントを合わせてくれました。後述のプロキャプチャーと組み合わせれば、かなりの確率でトンボを捉えることができます。

マイクロフォーサーズ規格で昆虫を大きく写す

マイクロフォーサーズは倍率2倍

OM-1はセンサーサイズが小さい「マイクロフォーサーズ」という規格を採用しています。

いわゆる「フルサイズ機」と比較して、同じ焦点距離のレンズでも被写体が大きく写ります

昆虫は小さな被写体ですので、これは大きなメリットです。

ムーア
ムーア

マイクロフォーサーズを採用しているのは、OM SYSTEMかPanasonicくらい。

より昆虫(というか動物全般)に特化しているOM SYSTEMがおすすめだよ。

高速連写で動きの速い昆虫を捉える

高速で飛翔するギンヤンマ
高速で飛翔するギンヤンマを捉えた

OM-1の高速連写はAF(オートフォーカス)追従で50コマ/秒! AF固定なら120コマ/秒

実売価格20万円台でこの性能は他にないレベルです。

トンボの飛翔や、チョウの羽ばたき、翅のある昆虫ならではの躍動感ある一瞬を逃さず捉えます。

プロキャプチャーモードで過去を撮る

OM-1 MarkⅡ プロキャプチャーモード

野鳥の飛び出しなんかを撮る時に重宝する、半押し中も仮記録してくれるプロキャプチャーモード。

昆虫撮影でもかなーり便利で、先ほどのトンボの飛翔もプロキャプチャーで撮影しています。

高速で移動している昆虫は、AFでピントが合うのも一瞬。反応した時にはピントが外れている…なんてこともしばしば(笑)

しかし!プロキャプチャーを使えば、ピントが合っていた瞬間も記録されていますので反応が遅れても撮影出来ているんですね。

都会パパ
都会パパ

すごい!これなら初心者でも練習すれば撮れそうだ!

ムーア
ムーア

実際、トンボの飛翔も1時間くらい観察して行動パターンつかめば撮影できたよ。

ちなみに、これらの機能は型落ちのOM-1でも使用できますので、在庫があるうちはこちらもおすすめ。

ムーア
ムーア

ぼちぼち無くなると思われるので、在庫があったら迷わずポチるべし!

最期はここに行き着く

ED 300mm F4.0 IS PRO

ED 300mm F4.0 IS PRO

30万越えのやや高価なレンズですが、これさえあれば画質に妥協無しです。

ムーア
ムーア

ムーアもOM-1+このレンズで、ほとんどの被写体を撮影しているよ

OM-1はミラーレス一眼なので、交換レンズを取り付ける必要があります。

様々なレンズがある中で、最も性能が高いレンズの1つがこの300mm F4.0です。

ズームの出来ない単焦点レンズなので、慣れないと難しい面もありますが、

防塵防滴IP53

・OM-1とシンクロした手ぶれ補正

・レンズ先端から1.15mまで寄れる

と、昆虫撮影においてかなり使い勝手が良いのですね。

都会ママ
都会ママ

どういうこと?

ムーア
ムーア

土砂降りでも壊れないし、手持ちで望遠撮影出来るし、手前の昆虫もマクロ的に拡大して撮影も出来るってことだね!

というわけで、最初から良いものを選びたいという方はこちらを強くオススメします。

都会パパ
都会パパ

結局それが1番安く済んだりするんだよな

ムーア
ムーア

ちなみにムーアは1.4倍のテレコン(MC-14)を付けて撮影することが多いよ!

300mm F4.0 サンプル

公式サイトなら3年保証
ムーア
ムーア

テレコンってのはこれね!

画質の劣化ほぼなく、焦点距離が1.4倍になるよ!

初心者におすすめ

ED100-400mm F5.0-6.3 IS

ED100-400mm F5.0-6.3 IS
都会ママ
都会ママ

めっちゃ濡らしてるけど大丈夫!?

ムーア
ムーア

前にお借りした時に許可もらって土砂降りの中撮影してみたよ(笑)

300mm F4.0は流石に高いなー、という方はこちらがオススメ。

・防塵防滴(写真の通り)

・使いやすい高倍率ズーム

・手ぶれ補正内蔵

・近距離撮影でマクロ的に撮れる

こんな感じで、初心者の方でも使いやすいレンズですね。

これ1本でほとんどの昆虫の撮影ができますね。

100-400mm サンプル

公式サイトなら3年保証
近接撮影最強レンズ

60mm F2.8 macro

60mm F2.8 macro

コウチュウやバッタ、カマキリ、幼虫などあまり飛び回らないグループは近づいて撮影できますよね。

そんな時はマクロレンズが面白い!

・小型軽量

・防塵防滴

・倍率2倍で大きく写る

小さな昆虫を鮮明に、撮影がかなり楽しくなりますね!

ちなみに、近距離で撮影すると分かりますが、ピント合わせがかなりシビアなので、慣れるまでは難しいかもしれません。

60mm F2.8 サンプル

公式サイトなら3年保証

まとめ

機能性堅牢性において、OM SYSTEMに勝るブランドはそうそう無いでしょう。

だからこそ、昆虫撮影愛好家に選ばれ続ける訳ですね。

都会パパ
都会パパ

ちなみに他のメーカーでもっと高い良いカメラあるよな?

ムーア
ムーア

フルサイズセンサーのカメラで高価な機種は多いね。

そう、もっと良い選択肢は?と考えるとソニーαシリーズやニコンのzシリーズなどフルサイズ機があがりますよね。

どこを重視するかですが、個人的には昆虫撮影が上手になるステップがあると思います。

昆虫撮影が上手くなるステップ

1.とにかく撮影に出かける

2.いろんな条件で撮影する

3.経験値を積む

これしかないと思います。

様々な条件でたくさん撮影経験を積むには、どんな環境でも耐えられるカメラを相棒にするのがベストだと思います。

また、高画素機は連射速度を犠牲にすることが多いので、実はOM-1の2,037万画素というのは飛んでいる昆虫を捉える面でも調度良いんですよね。

都会パパ
都会パパ

なるほど、だからOM SYSTEMのカメラが適していると言えるんだな!

ムーア
ムーア

もちろん人によっては画素数が最優先!AFの精度が少しでも高い方がいい!という方もいると思うので、そういう人は高級機も選択肢に入ってくるね。

というわけで、最後におすすめ機種のリンクをまとめておきます。

ぜひ楽しい昆虫撮影ライフをお過ごしください!

ムーア
ムーア

TG-7買ったらアクセサリーもお忘れなく!

あわせて読みたい
【買わなきゃ損】Tough TG-7の必須アクセサリーとは?【おすすめ10選】
【買わなきゃ損】Tough TG-7の必須アクセサリーとは?【おすすめ10選】
ムーア
ムーア

在庫があるうちは型落ちのOM-1もおすすめ!お早めに!

Amazonで19万切ってたら買いだと思うよ!

さぁ、本格的に昆虫撮影したいあなた!

どの機種でどんな写真を撮影しますか!?

ABOUT ME
ムーア
ムーア
フォトグラファー・自然解説員
大学を出て水族館に勤めたものの、
「水槽の中じゃなく、自然の中で生きものを観察してほしい!」
と思い、自然解説(野鳥・川・昆虫等の観察会)の仕事を始める。

現在は自然解説員として活動しながら、国内外で野生動物の写真撮影をしている。
記事URLをコピーしました