【教員・指導者おすすめカメラ】TG-7は教材用カメラに最適?理科授業・校外学習での活用法
こんにちは!ムーアです。

自然観察会の講師で、小中学校の出張授業も担当しているよ!
授業や校外学習で、子供たちが捕まえた生きものを撮影したり、逆に子供に記録してもらったり。教材用や記録用にスマホを使っている方も多いのではないでしょうか?
でもスマホだと、あれやこれや不満があるがあるはず。
そこで、授業や学習にぴったりの防水カメラ「OM SYSTEM Tough TG-7」をご紹介!
この記事では、Tough TG-7の教育現場での実際の活用例を紹介します!
なぜ“教材用カメラ”が必要なのか

小学校の生活科や理科での「季節と生物」などの単元で、校庭の動植物の写真や動画を活用することありますよね。
スマホの写真でも使えますが…

安いスマホだと画質が悪い~!しかも私物のスマホを汚したくない、壊したくない~!
って感じですよね(笑)
おしべやめしべの細かいつくり、水中のヤゴ、自分で撮った写真を教材に活用できたら良いと思いませんか?

著作権的にも安心だし、ネットで写真探すのも結構時間かかるんだよね…
TG-7が教材用として選ばれる5つの理由

TG-7ってどんなカメラなのか、簡単に紹介しましょう!


各メーカーから、いろんなカメラがでているけどTG-7は屋外での撮影に特化した専門性の高いカメラ!
防水・防塵・耐衝撃性能

TG-7といったらまずこれ。
カバーも何もつけない、買った状態で水中15mで使用可能な「水中カメラ」です。なので水道でガシガシ洗っても全く問題ありません。
防塵(ぼうじん)なので、砂がついても大丈夫だし、2.1mから落下させても壊れない。
どうやれば壊れるんだ…?ってくらい頑丈なので、子供に触られても何の心配もありません。教材用カメラとして申し分なし!
顕微鏡モード

↑こんな撮り方できるカメラ他にあります?笑(無くはない)
実体顕微鏡を使わなくても、TG-7があれば超手軽にマクロ撮影ができます。
レンズにくっつけて撮影するには、LEDライトガイドがあると便利です。石でも羽根でもなんでも接写して子供たちと共有できます。



ダイアルを顕微鏡マークに合わせるだけなので、操作も簡単だね!
自然の素材をどう活用していいか分からない、という場合にも「とりあえず拡大してみよう」で十分楽しめるから良いですよね!
スマホで接写用のレンズなどもありますが、はっきり言って解像度のレベルが違います。↑のように鳥の羽根の小羽枝(しょううし)まで写るのはTG-7か顕微鏡くらいです。
共有

TG-7は拡張性も高く、外部のモニターやスマホに接続ができます。
モニターはケーブル1本で繋がりますし、専用アプリを入れればスマホやタブレットにワイヤレスで映し出すこともできます。
大勢の子供たちにミクロの世界を共有したり、水中の様子を見せたりできますので使い方次第でかなり便利ですよね!
※完全に水没させるとwifiが途切れて上手くいきませんでした

ケーブルはカメラ側がタイプDの小さい端子のものを別途用意しますので注意!
ただモニターに映すだけならスマホでも他のカメラでもできますが、水中の映像をライブで映すのはTG-7ならではですね。
簡単操作

ダイアルでモードを選択して、シャッターボタンを押すだけ。
シンプルな操作で使えるので、授業中などでも慌てず時間のロスがありません。
再生ボタンも分かりやすい位置にありますし、INFOボタンを押せばモードの説明もポップアップ表示されます。
携帯性

頑丈なので、そのままポケットに入れるのが一番便利(笑)。
専用のホルダーもありますので、お好みで使い分け出来ます。

授業でのTG-7活用事例(理科・総合・校外学習)
では実際に授業でどう活用するのか実例を紹介しましょう!
校庭での生きもの観察×TG-7

4年生理科「季節と生物」での実例を紹介します。
通年の授業ですが、前回の記録が残っていないと単元の本質からずれてしまいますよね。
季節ごとに、しかもその授業で子供たちが見つけた生物を記録するのが重要です。
中には、アリやアブラムシなど小さな生き物を見つけてくる子も。そんな時でもTG-7があれば簡単に小さな生きものも記録できます。

スマホだと苦労しても結局撮れてなかったり、撮るのに時間かかって子供たちを見ていられなかったり…!
ばっちり記録できた生きものを、「前回の季節の様子」として子供たちに見せられれば、生きもの観察を通してばっちり季節の変化を感じられますね!
水辺の観察会×TG-7

川や海、田んぼなど水辺での観察会こそTG-7が実力を発揮します。
もはや通常の子供たちの様子の記録すら、スマホでは怖くて使えません。水没、故障の危険がありますからね。でもTG-7なら壊そうにも壊れないので安心。
さらに子供たちが観察している水中の生物を、そのまま水中で撮影できます。
子供たちは水から出して観察すると思いますが、小魚や川虫、ヤドカリなど水中に戻すと本来の自然な姿を見せてくれます。
それを撮影して、背面モニターで見せてあげるだけでも子供たちの反応が良いですよ!

逃がしてすぐはその場に留まる生き物が多いので、シャッターチャンス!
理科の実験×TG-7
理科の実験はカメラとモニターで手元を映してあげるのが便利!
TG-7は三脚用のネジ穴が底についてますので、三脚で固定して手元をモニターに映すことができます。
ムーアはヤゴの下唇や魚のエラのつくりを説明するときに、活用しました。
もちろん、教材の資料を作る時に拡大写真をTG-7で撮影して使ったり、4K動画を撮って紹介に使ったり、いろいろ活用しています。
TG-7導入時のポイントと注意点
授業でTG-7を導入する際のポイントを紹介します。
バッテリー管理

TG-7、バッテリーは丸1日使うとさすがに空になります。とはいえ2時間の授業くらいでは無くならないので安心を。
なので、都度充電はした方がいいです。もし忘れてしまったら授業中でもモバイルバッテリーで充電できます。用意しておくと安心でしょう。
防水パッキン確認

開け閉めすると「髪の毛やほこりを挟まないように注意」と表示がでます。
ここのグレーのパッキンに隙間ができると内部に浸水するので注意。他の人と共用する場合、SDカードの出し入れがあると思いますので担当者には共有しておくと良いですね。
教育現場でのTG-7導入は“スマホでは撮れない世界”を見せる手段

顕微鏡モードで撮影するだけで、その辺にいるキマダラカメムシも巨大怪獣のよう。
体表の凹凸や、複眼の構造など、スマホでの撮影が難しい世界を子供たちと共有できます。
ミクロの世界、水中の世界、自然の世界…ぜひ皆さんが担当する子供たちの顔を想像してみてください。TG-7と一緒に、新しい世界の扉を開けてみませんか?

