【野鳥観察地】早春の浅羽ビオトープでバードウォッチング！
野鳥撮影初心者が公園に行ってはいけないワケ！【撮影ポイントの探し方】
pintyoro
みなさんこんにちは！ムーアです。
野鳥観察会の講師をしているよ。
野鳥の撮影を始めたばかりの皆さん、
とりあえず近所の公園にでも鳥撮りに行こうか～
と公園に行って、「案外、鳥が見つからない」「高いところにいて写真が撮れない」なんてことになっていませんか！？
ちょろっと近場で撮影するにしても、行くべき場所、探すべきポイントがあるんですね。
有名な探鳥地へ行かなくても、きっと近所に野鳥が撮れるポイントがありますので探し方を伝授しましょう！
目標は家から5分で野鳥の写真が撮れること！
撮影だけでなく観察したい方も参考にしてね！
近所の公園で鳥が見つからないワケ
近所の公園でも行けば鳥くらいいるんじゃないか？
はい、実際には野鳥は少なからずいると思います。
ただ、なかなか見つからないか近くで観察・撮影できないんですよね。
もちろん撮影しやすい公園もありますが、公園だと基本的には木の上に鳥がいることが多く、初心者にはやや難易度が高いんです。
遠いし、逆光で写らないし、犬の散歩で鳥が逃げる～！
ただ、広い草むらや芝生のある公園なら、1月～3月頃にツグミやムクドリが地面に降りているのを近くで観察できるかもしれません。
真夏の公園だと葉が生い茂るは鳥はいないわでもうサイアク(笑)。いや、いるにはいるんですよ。いるには。
おすすめ野鳥撮影スポット
初心者はここから始めよう
川沿い
初心者にまずお勧めするのは、川沿いの道です。
三面護岸のドブ川みたいなとこでも良いです。とにかく川沿いです。
浅瀬ではサギ類が、岸にはカモ類やセキレイ類、カワセミ、地面にムクドリ、時々タカの仲間が上空を飛んだり鉄塔にとまるかも。
近づいたら逃げちゃうんじゃない？
あからさまに近づくと逃げてしまいますので、岸辺に腰かけて15分くらいするとサギやカモ、セキレイが近くで餌をとり始めます。驚かさないようにこっそり観察＆撮影してみましょう。
ちなみに三面護岸でもセキレイ類はいると思いますので、見下ろす形にはなってしまいますが撮影チャレンジしてみてください。
川沿い以外ではどんな場所がいいの？
近所にこんな環境がないか探してみよう！
池の中だけじゃない
池の周囲
池に浮いているカモは障害物がなにも無いので誰でも見つけられますね！
池の周りの植物にも鳥がよく来るので探してみましょう。
秋の実のなる時期がチャンス
空地の草むら
背の低い草むら、高い草むらそれぞれ好む鳥がいます。
イネ科の植物などが実をつける秋頃、小鳥たちのレストランになっていることも。
季節の変化が楽しい
畑や田んぼ
田舎（失礼！）にお住まいの方は、田んぼに行けばカエルやドジョウを狙った大型の鳥に出会えるでしょう。撮りやすいですよ。
畑も小鳥や猛禽類が見られますので探してみて。農家さんへのご挨拶を忘れずに！
海辺に住んでたらぜひ
海岸＆海岸林
海岸に住んでいる方は羨ましいですね。カモメ類やトビがよく飛んでいるでしょう。
干潟環境が近くに…ある方は少ないかな。シギやチドリの仲間がすぐに見つかるはず。
他にもあるよ！
その他の野鳥スポット
墓地公園や社寺林なども、住宅地に近くても自然度が高くておすすめです。
また、都市部に進出している野鳥は道路沿いや駐車場、工場などでも見られます。意外と人工物に身を潜めている野鳥が面白いかも。
こんな感じで、鳥がいるだけでなく観察＆撮影がしやすい場所があることを覚えておこう。
近所の野鳥スポットを探してみよう
家の近くで探すときはGoogle Mapで探します。
試しに、人口の多い世田谷区世田谷で探してみます。さすがに住宅が多いですね。しかも川が無い！笑
シェア畑に小さい公園や神社、墓地…めぼしいのはそのくらいかな、と思いましたが見つけました。
地図上には川表示されない水路と緑道！
ムーアが世田谷に住んでいたらここ見に行きますね！笑
水がありゃこっちのもんだ！本当に鳥がいるかは行ったことないので知らんけど(笑)
とまぁ、こんな感じで探します。
もう少し自然度の高いところなら難しくはないかもしれませんね。まずは近所で水辺を探してみましょう。
有名探鳥地ってどんな感じ？
ここまでご近所で野鳥撮影スポットについて探し方をお話してきましたが、少し遠出できるのなら有名な探鳥地もおすすめです。
人やカメラマンも多いですが、やはり鳥が見やすいですね。カメラマンのいる所に行けば鳥もいますし。笑
個人的には自分で鳥を探す力を身につけて欲しいけどね
関東近郊で行ってみた記事もあるので参考にしてみてくださいね。
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もっと野鳥の写真を綺麗に撮りたい！
さて、鳥を近くで観察できる場所が見つかっても、なかなか綺麗に鳥が撮れないこともあるでしょう。
写真撮影はカメラに依存しますので、良いカメラを使うと綺麗に撮れますし、撮影体験がぐっと楽しくなります。
初心者にもおすすめカメラはどんなの？
はじめてでも楽しく野鳥が撮れるカメラはこちら！
軽量なマイクロフォーサーズ規格を代表するOM SYSTEM（旧オリンパス）のフラッグシップカメラ。
防塵防滴、強力手振れ補正、野鳥を認識、と野鳥撮影のプロも愛用する名機ですが初心者にこそ使ってほしい使用感。
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なんと14万円弱で手に入る、超望遠ズームレンズ。
防塵防滴でテレコン使用可。個人的には1.4倍付けて最大1120mmの望遠撮影ができるのが素晴らしい。
ズームなのでこれ1本で様々な鳥を撮影できる万能レンズ！
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ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
実写サンプル
軽く50万は超える他のカメラに比べ、この価格帯でこの写りは最高だね！
こちらのOM SYSTEMのカメラの特徴についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
よかったら見てやってください！
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鳥がいる良い場所に行って、よく写るカメラを持って、野鳥の撮影を楽しんでくださいね♪
ABOUT ME
大学を出て水族館に勤めたものの、
「水槽の中じゃなく、自然の中で生きものを観察してほしい！」
と思い、自然解説（野鳥・川・昆虫等の観察会）の仕事を始める。
現在は自然解説員として活動しながら、国内外で野生動物の写真撮影をしている。
「水槽の中じゃなく、自然の中で生きものを観察してほしい！」
と思い、自然解説（野鳥・川・昆虫等の観察会）の仕事を始める。
現在は自然解説員として活動しながら、国内外で野生動物の写真撮影をしている。
