【野鳥観察地】冬の渡良瀬遊水地でバードウォッチング!観察ポイントマップもあり!

【野鳥観察地】冬の渡良瀬遊水地でバードウォッチング!観察ポイントマップもあり!

最終更新日 2022-03-19

バードウォッチング講師のムーアです!

今回も現地のレポートしていくよ!

今回の舞台は渡良瀬遊水地(わたらせゆうすいち)!

バードウォッチングのメッカとしても知られる渡良瀬遊水地で、冬(1月上旬)のバードウォッチングを丸一日楽しんできましたのでご紹介します!

・渡良瀬遊水地に行ったことない!けどポイントを知りたい!

・渡良瀬遊水地ってどんなところ?

・どんな鳥が見られるの?

といった疑問に答えられるような記事になってます!

ポイントマップもあるので最後までお付き合い下さい♪

バードウォッチングのやり方はこちら▲

渡良瀬遊水地とは

渡良瀬遊水地は栃木、群馬、埼玉、茨城に跨る日本最大の遊水池(河川洪水の時に氾濫させる場所)です。ラムサール条約にも登録されている、自然豊かで広大な湿地環境が広がります。

有名な探鳥地としても知られ、ハイイロチュウヒコミミズクなどの猛禽類や、カモ類、小鳥類が見られる他、コウノトリの人工巣塔が設置され飛来します。

渡良瀬遊水地でバードウォッチング

渡良瀬遊水地はとても広く、どこを見たらいいのか分からないかもしれませんが、遊水池の中心に駐車場があり、そこを拠点にすると良いでしょう。閉門の時刻に注意!冬季は16時までで、月曜日は閉まっています。

駐車場周辺で観察し、谷中湖を1周→近隣の田んぼを観察→鷹見台や巴波川(うずまがわ)沿いで夕方の猛禽類を観察するのが今回のルート!

渡良瀬遊水地 駐車場付近

まずは駐車場周辺で鳥を探します…


と、早速飛んでいる鳥を発見!

オオタカ

おお…普通にタカが飛んでる…!

はじめて来るとビックリするでしょう。到着早々、オオタカ、ハイタカ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ雌、など様々な猛禽類が飛び交っています。

ハイタカ

駐車場から池の方へ進むと広場があり、アキニレの木が沢山あります。薄っぺらいパリパリの実がなっていて、小鳥たちがやって来ています。

アキニレの木

アキニレの実

このアキニレの実、ベニマシコの大好物らしく冬に来ると毎回見られるんですが…


むしゃあ!

いました、アキニレの実をむしゃむしゃ食べてる鳥。ベニマシコです。身体が赤っぽいのは雄。美しいので人気の高い野鳥ですね。

ベニマシコ

綺麗な鳥!こんなかわいい子が近くで見られるなんて!

アトリ

アトリの姿も。近くで数名のバードウォチャーが観察していましたが、人目も気にせず食事しています。

しかも駐車場からほんの数分ですよ。すばらしい環境ですね。


渡良瀬遊水地 谷中ブロック

さて、ここからは結構歩きます。

谷中ブロックのまわり、約4.2kmを歩いていきます。長距離歩くのが苦手な方は駐車場周辺を散策するだけでも楽しいですよ。

1周する道は舗装されていて、とても歩きやすいです。池が見える時は水面のカモや泥地のシギ、サギなどを観察。反対側のヨシ原はホオジロなどの小鳥類や猛禽類が姿を見せます。

時々自転車が通るので気をつけましょう。

ヨシ原を眺めながら歩き、時々池の方もチェック!という感じだね!

ヨシ原や歩道周辺で見られたのは以下の通り!

キジキジバトトビ
モズオナガハシボソガラス
ハシブトガラスシジュウカラヒヨドリ
ウグイスエナガシロハラ
ツグミジョウビタキスズメ
シメベニマシコカワラヒワ
ホオジロオオジュリンアオジ
ガビチョウ


池側で見られたのは以下の通り!

ハシビロガモヒドリガモカルガモ
マガモオナガガモコガモ
オシドリミコアイサカンムリカイツブリ
タゲリカワウアオサギ
ダイサギコウノトリ

凄い!たくさん見れた!!

いくつかピックアップして紹介します!

モズ

小さな体でふわっと地面に降りて狩りをする姿が見られます。

ベニマシコ雌

セイタカアワダチソウもむしゃむしゃ食べるベニマシコ。雌も地味色ですが可愛い。

キジ雌

ときおりヨシ原の中からけたたましい声が聞こえます。運が良ければ姿を見せてくれるかも!?

※写真は別日に渡良瀬遊水地で撮影

タゲリ

頭のアンテナと虹色の翼が特徴的なタゲリ。池の鳥は少し距離がありますが、美しいですね。

ミコアイサ

かなり遠かったですが、白黒パンダ模様のカモです。

コウノトリ、ダイサギ、トビ、カラス

こちらも距離がありましたが、谷中湖の中心にある島から観察できました!渡良瀬遊水地のコウノトリです。とても大きくて迫力があります。

お昼の時間を随分過ぎてしまったので、昼食がてら渡良瀬遊水地を離れ農耕地へ向かいます。

渡良瀬遊水地周辺の農耕地

ミヤマガラスの群れ

渡良瀬遊水地の北西に広がる農耕地。冬は休耕田となり、野鳥たちの越冬地として利用されます。


農道ですから、決して農家さんに迷惑をかけないように。車を走らせる時は周りに気をつけてゆっくりと。

基本的には車内から観察するのが良いでしょう。農耕地や田んぼの鳥は、車から人が出てくるとすぐに逃げてしまいます。


このあたりに生息するカラスの群れはミヤマガラス。ハシブトガラスやハシボソガラスとは別の種類です。

今回は時間が無いのもあって、数秒観察して通り過ぎます。

ノスリ

近くでノスリが狩りをしています!

何かを仕留めたのでしょうか。地面に降りて足元を見つめていました。

あまり長居しても迷惑なので、さっと通って渡良瀬遊水池に戻ります。

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渡良瀬遊水地 巴波川(うずまがわ)

遊水池の北部にある渡良瀬川の支流、巴波川。川の土手からは広大なヨシ原が一望できます。夕方は鷹見台か川沿いの土手で待機して猛禽類の観察、撮影を狙うバードウォッチャーも多いです。

土手で観察する場合は道が狭いので、道を塞いだりしないように気をつけたいですね。


さぁ、日の入り直前にようやく到着!ヨシ原を見回すと…


あれは…!


!!!

右下のあれは…!

コミミズク ※画質は気にしない

うわあぁぁ!
ふくろう飛んでるー!!!

到着した瞬間、目の前をコミミズクが通過!

1日待って見られないこともあるというのに、なんという幸運!

コミミズクの顔

別の場所で撮影した写真ですが、こんな鳥が野生の姿で見られるなんて感動ものですよ。ペットショップやフクロウカフェで見るのとは全く違う、逞しく美しい姿が渡良瀬遊水地では見られます。

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まとめ

タヌキ

そんなこんなで日が沈み、タヌキの家族が動き始めました。我々も帰る時間です。最後にマップで観察ポイントを紹介!

観察結果をマップに記すとこんな感じ!広範囲にわたるので車で行くのが無難です。駅から徒歩で行く場合はレンタルサイクルなんて手もあります。駐車場付近にはトイレもありますよ。

時期や場所によってはカメラマンがずらりと並んでいることも。うっかり道の真ん中で観察したりしていると注意されることもあるかもしれませんので気をつけましょう。


今回紹介出来なかった場所もあり、渡良瀬遊水地はとても広い探鳥地で1日では周りきれません。通える距離の方は季節を通して何度も行ってみると、様々な発見があるでしょう。

ちなみに、3月に入りヨシ焼きが行われるとコミミズクなどの猛禽類が見られる確率が下がってしまいますのでご注意を!

ラムサール条約登録湿地をその目で確かめてみてね!

野鳥撮影のコツはこちら!

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