【バードウォッチング】2023最新おすすめ双眼鏡7選!予算別双眼鏡の選び方!

どうも!いろんな双眼鏡を試し歩いてきたムーアです。

バードウォッチングの講師もしているよ
野鳥観察会を開催して、双眼鏡を貸し出すと

双眼鏡欲しくなっちゃった!
おすすめ教えて!
って最近よーく聞かれるので、もういっそ双眼鏡だけの記事書いてこれ見せればいいや!
って思い、ムーアが実際に使ってみて良かった双眼鏡を予算別に紹介していきます!
まどろっこしい!
1番オススメは!?って方はこちら!
バードウォッチング用の双眼鏡
はじめに、バードウォッチングで使う双眼鏡について簡単に紹介します。
確認するのは以下の4点。
・倍率は8倍
・レンズ径は20mm〜30mmクラス
・ダハプリズム式(直線タイプ)
・防水
どこをどう見ればいいのか、解説していきます。
倍率、レンズ径

倍率は10倍だとより大きく見えますが、いかんせん野鳥が追いづらくすぐに見失ってしまいます。
今回は対物レンズ径20mm〜30mmクラスのものを紹介しています。40mm以上のものもアリですが結構重くなるので初心者にはあまりオススメしません。
またバードウォッチングは屋外での活動なので、防水だと雨天時や落としてしまった際も安心でしょう。
プリズム方式の違い

ポロプリズム式(対物レンズが大きいゴツゴツしたタイプ)は大きく重いので持ち歩きには不向きです。野鳥観察にはダハプリズム式が良いでしょう。
5,000円以下の双眼鏡

とにかく安いのがいい!
数千円でおすすめは?

うーん、無いね!

えー!
1,000円の双眼鏡とかあるじゃん!
ムーアが必ず最初に言うのは、
5,000円以下の双眼鏡は買うな!
ということです。中古や割引などは置いといて、元値5,000円以下の双眼鏡で良かったことはありません。
もうね、絶句するくらい。商品としてどーなの!?ってくらい。向こう側がうっすら見えるかなー?くらいのもあります。
ぜひ1万円前後のものから選んでください!
1万円前後の双眼鏡
いよいよ本題に入っていきます。
1万円前後の双眼鏡は軽くて小さいので、女性やお子様に特におすすめ。登山のお供や、荷物の多い旅行、カメラと一緒に使う、なんて場合も良いですね!
各機種の評価は価格帯ごとに独断と偏見で決めました!価格は2023年9月現在の参考値です。
オリンパス 8×25 WPⅡ
価格 | 明るさ | 実視界 | 重さ | |
値 | 約9,900円 | 9.8 | 6.2° | 285g |
評価 | ★★★ | ★★✩ | ★✩✩ | ★★★ |
オリンパス8×25WPⅡは最短合焦距離(ピントの合う最短距離)が1.5mと後述のスポーツスターより近く、足元の昆虫や目の前に現れた小鳥なども見えるのが便利な小型本格双眼鏡。
水深1mの水中に5分間沈めても浸水しない安心の防水性能、マルチコーティングで精細な見え味、そしてめちゃカッコイイので持ち歩くのが気持ちいい双眼鏡です。
価格も安く、とても軽いのでムーアはまずこれをおすすめしています。が、視野がやや狭いのでもっと広く見たい方は次のスポーツスターの方が良いかもしれません。
Nicon スポーツスターEX 8×25D CF
価格 | 明るさ | 実視界 | 重さ | |
値 | 約10,000円 | 9.6 | 8.2° | 300g |
評価 | ★★✩ | ★★★ | ★★✩ | ★★✩ |
スポーツスターの良さはなんといっても視野の広さ!実視界という数値がオリンパスのより大きいですよね。これは対物レンズからの視野の角度。同じ倍率でもより広い範囲が見えることになります。
頻繁に動く野鳥を追うには視野は広い方が有利。一方でやや重くなるのと、価格もやや高め、デザインもオリンパスの方がカッコ良さげですね(好みの問題ですが)。
ちなみに防水性能は2mに5分沈めても大丈夫。重さにこだわらなければこちらも良い選択肢でしょう。
2万円前後の双眼鏡
このくらいの価格帯から、結構本格的な双眼鏡が手に入ります!
Nikon PROSTAFF 7S 8×30
価格 | 明るさ | 実視界 | 重さ | |
値 | 約25,000円 | 14.4 | 6.5° | 415g |
評価 | ★★★ | ★★✩ | ★★✩ | ★★✩ |
2014年発売とやや古めの型ですが、その分かなり安価になっています。メーカー価格より8,000円くらい安いかな?
物価高騰の影響?か、値上がりしてますね(2023年9月追記)
これといって目立つ特徴も無いですが、価格含めバランスが良く使い勝手のいい双眼鏡ですね。Nikonの上位機種と外観も似ていて、所有感が心地いい逸品です。
ビクセン アトレックⅡ HR 8×32 WP
価格 | 明るさ | 実視界 | 重さ | |
値 | 約22,000円 | 16 | 7.5° | 390g |
評価 | ★★✩ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
圧倒的な明るさが強みのビクセン アトレックⅡ!
プロスタッフと比べて、数値上も一目瞭然ですね。曇りの日や夕方など薄暗い時にその力を発揮してくれるでしょう。視界も広いですよ。
32mmというプロスタッフより大きなレンズを使いながら、軽量化出来ているのもポイント高し!です。
3万円〜4万円の双眼鏡

本番はここから!
ムーア最おすすめ双眼鏡はこちら!
Nikon MONARCH M7 8×32
価格 | 明るさ | 実視界 | 重さ | |
値 | 約40,000円 | 14.4 | 8.3° | 465g |
評価 | ★★✩ | ★★✩ | ★★★ | ★★✩ |
はい!1番オススメの双眼鏡です!
Nikon(ニコン)のMONARCH(モナーク)といえば、バードウォチャーの間では言わずと知れた名機。その新型が2021年に発売されました。
数値上は視界の広さが目立ち、やや重くて明るさはまぁまぁかーと思うなかれ!
このクラスの双眼鏡になると数値では表せない、見え味というのがあるのです。解像感とか透明感、臨場感、立体感とでもいいましょうか。
まぁとにかくよく見えるんですよね。ムーアイチオシの双眼鏡です。

ざっくりだな!笑
これは画像や動画では表現出来ないので、ぜひ家電量販店などで試して頂ければと思います。なんというか、感動体験ができますよ。

ちなみに量販店よりAmazonが安いよ(こそっ)
Nikon MONARCH 7 8×30
価格 | 明るさ | 実視界 | 重さ | |
値 | 約35,000円 | 14.4 | 8.3° | 435g |
評価 | ★★★ | ★★✩ | ★★★ | ★★★ |
で、型落ちの旧型MONARCH 7(Mが無い)が3万円くらいで手に入るんですね。
在庫が減ってきたのか、やや価格高騰しているようです。
4万円を超えているようなら新型を買った方が良さそうですね。
数値上は新型より軽く、他は同じ。

じゃあ旧型の方がよくない?
先程も言った通り、ここから先は数値上のスペックでは表せない解像感の違いなんですよね。
そこまでこだわらない!という方はこちらの機種ももちろん良い選択肢になるでしょう。
10万円以上の双眼鏡

そんなに高いの買えないよ!笑

まぁまぁ、一応紹介だけね。笑
桁違いの金額の双眼鏡にはどんなものがあるでしょうか?
スワロフスキー NL Pure 8×32
その価格は約35万円!
もはや表とか参考にならないので載せないレベルの見え味。まさに神双眼鏡ですね。
多くは語るまい…ムーアもこれでは無いですがスワロフスキーの以前のタイプを使っています。
見た者にしか分からない、クリアな視界で見る野鳥たちの姿は他の双眼鏡には戻ることが出来ない魅力が詰まっているのです。
双眼鏡を試しにレンタル
いろいろ紹介してみましたが、

いきなり数万円の双眼鏡を買うのは勇気がいるな…
という方も多いでしょう。
実は双眼鏡レンタルができるサービスっていうのもあるんですね!
コンパクトタイプなら2泊で2,980円ってのもあるので、「双眼鏡って実際どんなもんよ?」って方は1度試してみても良いですね。


とりあえずお試し!ってのも悪くないね!

9万円近くする防振双眼鏡(手振れ補正つき)が約6,000円で借りれたりするので、単発で航路のバードウォッチングしたい方も良いかも!
まとめ

今回紹介したのはムーアが使ってみたものだけ。
双眼鏡の種類はとても多く、各光学メーカーから多くの機種が発表されています。
3~4万円以上の双眼鏡は正直どれも似たり寄ったりな性能です。全然ダメ〜ってのは無いですね。さすがに。今回紹介したものは全て自信を持っておすすめできます。責任は取れませんけどね。
手に持った時のしっくり感とか、デザインとか、感覚で決めても良いでしょう。
皆さんにとって良いパートナーとなる双眼鏡が見つかりますように。
これからバードウォッチング始める方はこちら

