バードウォッチングをはじめよう!超初心者向け~ムクドリ編~

バードウォッチングをはじめよう!超初心者向け~ムクドリ編~

黄色いくちばし、真っ白ほっぺ!
なんていう鳥?

知ってるよ!ムクドリだ!


今回は、観察が簡単、見ていて楽しい、愛くるしい、と3拍子揃ったムクドリについてご紹介します♪


ムクドリってどんな鳥?


市街地でも公園でもよく見かける鳥、ムクドリ。

全国の平地や市街地、農耕地や河川敷でも見られるごくごく身近な野鳥のひとつ。

3月~7月が繁殖期で、ちょうど記事を書いている今頃はつがいをよく見かけます。

繁殖が終わると大きな群れを作ることでも有名で、キュルキュル、ギュルギュル、と特徴的な声があたりに響きます。駅前の街路樹にねぐらを作ることもありますね。


ムクドリの魅力


ムクドリは地味な鳥ですが、とても愛嬌があり魅力的な鳥です。ひとつずつ紹介しましょう。

魅力① すぐに見つかる


それって魅力~?

まあまあ、鳥が全くいないと野鳥観察はつまらないですけど、ムクドリは割とすぐに見つかるので楽しいんですよ。


こんな黄色いくちばしの目立つ鳥、なかなか見かけないよ!という人もいるかもしれませんが、きっと気づいていないだけです。

声と特徴を覚えてしまえば、見ない日は無いくらいよく見ます

キュルキュル、ギュルギュル、ジェー!(警戒声)などの声を聞き、あたりを見回して腰が白い鳥が飛んでいたらそれがムクドリです。地面を歩いていたり、電線に止まっていることもあるかもしれません。


魅力② 表情豊か(な気がする)


鳥に表情なんてあるの~?

たしかに笑顔や怒った顔とか、そういう表情ではないですけど、声やしぐさで感情が分かる(気がする)ことがあるんですよ。


水浴びをするムクドリ。なんだか気持ちよさそう…?


・嬉しそうに木の実やミミズを食べたり、

・繁殖期につがいで怒りながらカラスを追い払ったり、

・餌を横取りされて哀しそうだったり、

・気持ちよさそうに水浴びをしていたり、

見ていると喜怒哀楽がなんとなく分かる(気がします)。


魅力③ 行動が分かりやすい(観察しやすい)


分かりやすいってどういうこと?

先ほどの感情にも似ていますが、何をしているのかが分かると、観察がぐっと楽しくなるんです。


もちろん、木や電線に止まってぼーっとしていたり「何もしていない」みたいな時もありますが、よく観察していると「あ、〇〇をしているのかな?」と分かります。


最もよく見かける行動「餌を探している」様子。

くちばしを刺してから広げて、餌となる虫を探します。


くちばしを道具みたいに使うんだね~


♂がくちばしを大きく開けて、♀にアピール?


ご夫婦の様子を見てると妄想が膨らんじゃう♪


水浴び後に羽を乾かすムクドリ。


たしかに、これは分かりやすいね!
見てて楽しい♪


ムクドリの困った一面…?


かわいいムクドリですが、ヒトにとっては困った一面も。


ヒトの生活の近くで生活するムクドリ。

時にはヒトにとって迷惑な存在ともなります。

  • 駅前の街路樹や民家近くで集団ねぐら(夜眠る場所)をとり、糞や声による騒音が問題となる。
  • 住宅の戸袋などで子育てを行ってしまう。
  • 農作物を食い荒らすことがある。

追い払ったり対策している人もいれば、折り合いをつけて上手く共存している人たちもいます。

過去には農作物につく虫を食べる益鳥として親しまれたムクドリ、人間の開発によって都市部に進出してきた為、いつしか害鳥と呼ばれるようになりました。

実際に迷惑を感じている人からすると、「可愛いから追い払うのは可哀そう!」と一概には言えない部分もありますが、彼らの生態を理解して妥協点を探していきたいところでもあります。


この記事が少しでもムクドリを理解するのに役立てば幸いです♪