おさんぽ観察
PRを含みます

散歩中に綺麗な野鳥の羽根を拾ったのでアクセサリーにしてみた!

pintyoro

みてみて!きれいな鳥の羽根!
拾っていい?

おおう、キレイだけど雑菌とか汚いんじゃないー!?

きちんと洗えば大丈夫!
せっかくなのでもう少し探してアクセサリーにしてみよう。

ほんと!?
やったー!!

公園を散歩していると1年を通してほぼ必ず見つかる鳥の羽根(ちゃんと探せば!)。

今回はきれいな鳥の羽根をさがして、拾って、洗って、アクセサリーにして遊んでみましょう。

秋晴れの代々木公園で羽根探し&アクセサリー作りをしてみました!

羽根探し

羽根ってどんな所を探すとあるの?

闇雲に下を向いて探し回ってもなかなか見つかりません。よく落ちている場所を順番に見ていきましょう。羽根探しにはチャック袋があると便利!常に持ち歩いてると何かと便利ですよ♪

その他のオススメお散歩グッズはこちら▼

あわせて読みたい
双眼鏡とルーペが最強お散歩楽しみグッズ!おすすめ散歩グッズ6選&使い方!
双眼鏡とルーペが最強お散歩楽しみグッズ!おすすめ散歩グッズ6選&使い方!

木の根元

木の枝にはよく鳥がとまります。その根元には風で寄せられた羽根がよく落ちています。まずは木の根元をよく探してみましょう。

樹木の根元にある小さな羽根

落ち葉の少ない常緑樹の周りが見つけやすかったです

あったあった!!
根っこの近く!

落ち葉のたまる場所

鳥の羽根はふわふわと風に舞い、落ち葉と同じような動きをします。つまり、落ち葉の中に埋もれている事が多いのです。

落ち葉掃きされたあと、風で落ち葉が溜まっている場所は狙い目ですよ。

サイクリングロードの脇にたまる落ち葉

サイクリングロードの脇で小さな黒い羽根みっけ!

池の風下、排水付近

代々木公園の池にはカルガモがたくさん泳いでいました!水鳥の多い池の周りを歩くと、岸際に羽根がたくさん漂着していました。

池の岸際に浮く羽根

カルガモの羽根かな?
ちょっとボロボロだけど。

代々木公園を半周して、こんなに拾えました!年中拾えますが、時期によっては少なかったり、場合によってはネコやタカに襲われた鳥の羽根が散乱しているようなことも。

散乱したドバトの羽根

手で拾った場合は、必ず手を洗ってから帰りましょうね。

野生動物の身体の一部ですから、雑菌や血が付着していることもあります。気になる場合はピンセットや割りばしで拾うのも良いですね。

拾った羽根を洗う

結構ボロボロの羽根も拾っちゃったけど大丈夫かな?

大丈夫!
洗って乾かせばかなり復活します!

そう、泥まみれだったりボロボロに見えたりしていても、洗って乾かして形を整えれば案外綺麗になります。

早速手順を見てみましょう。

用意するもの

  • 容器(タッパーなど)
  • 食器用洗剤やシャンプー
  • ぬるま湯
  • キッチンペーパー
  • 洗濯ネット
  • ドライヤー

①容器にぬるま湯と洗剤を入れる

洗剤の代わりにシャンプーでもOK!よく溶かしましょう。

②羽根を入れて洗う

優しく揉むように洗って、砂や泥を落としましょう。

③乾かす

まずはキッチンペーパーで水気を切ります。

急ぎの場合は洗濯ネット+ドライヤーで一気に乾かします。

④形を整える

鳥の羽根のフサフサした部分は羽枝(うし)と呼ばれ、羽枝には小羽枝(しょううし)がついています。

一見裂けてしまったり、ぐちゃぐちゃになったりしたように見えても、この小羽枝同士をくっつけてやればマジックテープの要領で元に戻すことが出来るのです!

毛並みを整えるように、根本から先の方へ優しくつまんで撫でてあげます。実際生きている野鳥もくちばしで羽繕いして羽根の手入れをしているんです。

綺麗に戻ったー!

洗浄・消毒も終わったこの状態なら、そのまま標本にするもよし、アクセサリーにするもよしだ!

羽根アクセサリー作り

羽根全部綺麗になったよ!

素晴らしい!
では今回はストラップにしてみよう!

アクセサリー作り、といってもとっても簡単です。軸の部分に金具を付けて、好きなパーツを繋げるだけです。

用意するもの

  • はさみ
  • ペンチ
  • カシメ(下記参照)
  • 接着剤
  • アクセサリーパーツ

①羽根の軸(羽柄)を短く切る

羽根のふさふさが無い部分、ここが皮膚や骨に刺さっているんですね。ここを羽柄(うへい)といいますが、羽柄が長いとバランスが悪いので、好みの長さに切ってしまいましょう

※カシメについては次項参照

羽柄が短い体羽は切らなくても大丈夫です。

羽柄が短い体羽は切らずにそのまま

②軸にカシメを付ける

カシメ、とかエンドパーツとかいう名前で手芸屋さんで売っているパーツです。折りたたんで挟んで止める金具です。

これをつければあっという間にアクセサリーパーツに!

③カシメを接着剤で固定する

折りたたむときに内側に接着剤を付けてもいいですが、はみ出てペンチにつくこともあります。折りたたんでから端にちょんちょんと接着剤を付けてあげるといい感じです。

④カシメに好きなパーツを付ける

できたー!
かわいい!!

100円ショップのストラップを付けてみました♪

大きいカラスの羽根は同じく100円ショップのスウェード紐をつけて首飾りに。

拾った野鳥の羽根とは思えない、素敵な仕上がりになりましたね♪

鳥の羽根って探すとどこでも見つかります。普段のお散歩も宝探しみたいになって、少し楽しくなるかもしれませんね。

その他にもお散歩が楽しくなるコツが沢山!こちらの記事で紹介します▼

あわせて読みたい
【保存版】散歩が絶対楽しくなる自然散策のススメ!
【保存版】散歩が絶対楽しくなる自然散策のススメ!

みなさんも日常的にチャック袋を持ち歩きましょう(笑)

ABOUT ME
ムーア
ムーア
自然解説員
大学を出て水族館に勤めたものの、
「水槽の中じゃなく、自然の中で生きものを観察してほしい!」
と思い、自然解説の仕事を始める。

現在は川の観察会、野鳥観察、昆虫採集、植物観察などの講師を務める自然解説員として活動中。
記事URLをコピーしました