【昆虫標本】ダイソーの標本キットが超簡単!?20分でクワガタの標本作ってみた!

【昆虫標本】ダイソーの標本キットが超簡単!?20分でクワガタの標本作ってみた!

夏休みの自由研究に昆虫標本を作ってみたい!という方も多いことでしょう。

調べてみたら針やら薬品やら必要で手順もやり方も分かんなーい!という保護者の声をよく耳にします。

わかんな~い!!笑

今回はダイソーで「昆虫標本キット」なるものを見つけたので、どんなものか試してみたいと思います。

ムーアも初めてのコーティング標本づくりの過程を紹介!

昆虫標本の作り方(基本)

カブトムシやクワガタなどの甲虫類(体が硬い分類群)を標本にする時は、

①体を温めて軟化させる

②水気や汚れをとる

③胸にピンを刺し固定

④ピンで体を固定し、脚の形もピンで整える

⑤乾燥させる(1週間~1ヶ月、状態による)

⑥防虫剤、防腐剤と共に保管、展示

と、まぁ結構大変なんですよね。虫の種類によっては内蔵を取り出したり、アセトンで油を抜いたり、トレーシングペーパーで翅を固定したり…

めっちゃ大変じゃん!

では、一般的なやり方とは全く異なるダイソーの標本キットを試してみたいと思います!

制作過程

今回使うのはこちら!

ダイソー「昆虫標本キット」300円

ダイソーですが、さすがに100円ではありませんでした。開けてみると…

こんな感じ。薬品とチャック袋と、固定用の台が入っていました。パッケージの裏面に作り方もきちんと書いてありました。

①クワガタを用意

2週間前に拾ったノコギリクワガタの死体を使います。運良くとても綺麗な個体を拾っていたので、チャック袋に入れて冷凍庫で保管しておきました。

冷凍保管のメリット

・ダニが死滅し、標本後に喰われない

・乾燥による破損や湿度によるカビを防ぐ

②クワガタの軟化

冷凍庫から出したクワガタの体を軟化させます。ここまでは通常の昆虫標本と同じやり方ですね。

ちなみにパッケージの作り方では↑の通り。今回は凍った状態だったので、お湯で溶かして柔らかくしました。

適当な容器(今回はヨーグルトの箱)に40℃程度のお湯を入れて、チャック袋ごと沈めて凍ったクワガタを溶かします。袋から出してお湯につけると、後から体の水分を取りきるのが大変だと思います。

袋越しに軽く触って関節が柔らかければOK。早速やっていきましょう!

③関節を動かす

コーティング剤をつけてからでは遅いので、先に関節を柔らかくしておきます。

脚の関節、大あごも動かす

脚の関節は根元から「こりっ」という感触がすればOK。硬い場合は再度軟化させます。

ここまでは慣れてるから余裕っすわ!

問題はここからなのね笑

④コーティング剤につける

パッケージ通りに進めていきます。

溶剤を袋に入れていく

シンナー臭がするので慌てて換気!パッケージにも書いてありました。

全部入れ終わったよ!

白い

白い…なんか量少なくね?笑

というのは置いておいて、恐る恐るクワガタを投入してみる。

どぼん

ねちゃあ

これ、子供泣かね?笑

僕の大事なクワガタがぁ〜って。見た目のインパクトが凄いってこれ。笑

なんて言ってても仕方が無いので、しっかりディップして脚の先まで溶剤が浸ったのを確認して取り出します。

取り出したところ

なんかてかてかしてる!

光沢があってかっこいいですね!まだ乾いてないからなおさら艶やかに感じます。

⑤形を整える

ここから形を整えます。通常はピンを沢山刺して形を固定していきますが…

なるほど、割り箸で出してピンセットで整えると。

割り箸で整えるムーア

ピンセットはー!?笑

ピンセットに溶剤付くの嫌じゃない…?

しかしこれ、台のスポンジに脚を引っ掛けていくんですが案外思った通りの形に出来ます。徐々に溶剤が硬化していくのでしょう、動かしても元に戻る力が弱くスポンジに簡単に引っかかります。

大あごもひらく

触覚は爪楊枝で

触覚も爪楊枝でしばらく支えてると、その場で固まりました。何これすげぇ!笑

できるだけ左右対称になるまで頑張って形を整えます。

完成…!?

出来ました!作業時間20分くらい。虫ピンたくさん刺すより随分ラクですね!

艶があってカッコイイ

あれ…?

溶剤の剥がれ

大あごの溶剤が剥がれてる…?

よく見ると目立つ大あごの両側面に剥がれのような跡が。流石に目立つのでその場で補修してみます。

爪楊枝に溶剤をつけてちょんちょん。

これであまり見た目には気にならなくなりました!これで1時間乾燥させたら今度こそ完成です。

後片付け

使い終わった溶剤は新聞紙等に広げて乾かしきってから可燃ごみ、ということなので、

割り箸、爪楊枝、下に敷いていたティッシュをまとめて詰めて庭で乾燥させました。1晩置いてゴミ箱へ(*ノ・ω・)ノ⌒。ぽーい

処理も簡単でいいですね。

保管(追記)

標本箱の良いのがないか、探してみたところ良いサイズがありませんでした!笑

しかし、コーティングしているということは箱で密閉しなくても良いのでは?ということで…

ベンチに置いてみた

これでいいの!?笑

いいのです。標本ですから、きちんとベンチにラベルも書きましたよ(背もたれのとこ)。種名と採集日、採集場所、採集者名を書きます。

インテリアぽく飾れるのもコーティング標本の魅力かもしれませんね!

標本用の昆虫採集もまだ間に合うかも!?夜の採集記事はこちら▲

メリット&デメリット

どうでしたか?個人的にはめちゃくちゃ簡単に標本が作れる夢のようなキットだと感じました!

あえてメリットとデメリットをまとめると以下のような感じです。

メリット

・昆虫針が不要

・短時間でできる(作業20分、乾燥1時間)

・コーティングの艶がカッコイイ

・コーティングなので防腐剤や防虫剤が不要

・針を刺してないので様々な飾り方ができる

デメリット

・昆虫針を刺さないので標本ぽくない

・溶剤が幕を貼る

・コーティングの艶感で元の質感が分かりづらい

・チョウやガでは使えない(多分)

という感じでしょうか。

大あごに張った膜

溶剤の膜ってのはこれですね。先端の凹凸に薄く張ってます。まぁ気にしすぎなければ許容範囲内です。

専門的、学術的に標本として残したい方には向いてなさそうですが、お子さんの自由研究なんかには最適ですね。

特に夏休み終盤で焦っているご家庭&

飼っていた虫が死んでしまった方におすすめ!

かもしれませんね?笑

みんなもダイソーで見かけたら試してみては?

夜の昆虫採集もまだ間に合うかも!?

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ムーアのTwitterでも情報公開しているよ▼