冬キャンプって何する?冬キャンバードウォッチングという楽しみ方を紹介!
冬はアウトドア活動が控えめになる季節。でもでも、最近は冬キャンプをする人も増加中!
冬キャンプは厄介な虫も少ないし、静けさや焚き火が楽しめるよ〜なんて書いてある記事も沢山ありますよね。
でも…
いやいや1泊2日焚き火と静けさだけ楽しむとか無理でしょ!
子どもたち飽きるわ!笑
たしかに冬キャンプ、実際ヒマかもなぁ。
という方には冬キャンバードウォッチングが超オススメ!
双眼鏡1つあれば楽しめて、可愛い野鳥たちの姿をじっくり見られる。冬キャンプだからこそ楽しいバードウォッチングのやり方を解説していきます!
都市公園で野鳥観察講師をしているムーア(@nature_familiar)が、実際に数々の冬キャンプで楽しんできたバードウォッチングを元に紹介するよ!
まかせとけ!
冬キャンプ×バードウォッチングの相性
ムーア的には冬キャンプ行ってバードウォッチングしないなら何するの???ってくらい、冬キャンプとバードウォッチングの相性は抜群なんですね。
理由はいくつかあって、
・葉が落ちた木は鳥が観察しやすい
・野鳥が活発な早朝の観察がラクチン
・静かなので鳥の声が聴きやすい
・焚き火などで待っていれば鳥が近くに来る
・様々な冬鳥が見られる
・山、川、湖などどんなキャンプ場でも楽しめる
などなど、良いことばかり!
いやでも見ても種類分からないし、楽しいのか?
種類分からなくても鳥は可愛いし、図鑑で調べるのもまた楽しいよ!
ただし、そもそも真冬のキャンプは防寒対策が必須の上級者向けであることを忘れずに。
冬キャンバードウォッチングに必要な道具
双眼鏡
バードウォッチングといえばもちろん双眼鏡が必須!
荷物の多いキャンプに持っていくなら小型のコンパクト双眼鏡がオススメ。当ブログイチオシのコンパクト双眼鏡はオリンパスの8×25 WPⅡ。
グリーンがめちゃかっこいいですよね。コンパクトタイプなので視野は狭いですが、とりあえずならこれがベストかと思います。
公式サイトなら3年保証つき!
こんな感じの小さな双眼鏡をギアの中に忍ばせて、焚き火に当たりながら小鳥たちを観察する…至福のひとときですよね〜笑
もう少し本格的な双眼鏡が欲しい!という方はこちらの記事を参考に選んでみて下さい。
図鑑&ノート
双眼鏡の他には図鑑とノートがあると便利です!
図鑑はもちろん見た鳥の種類を調べるため。ノートは見た鳥を記録するため。
はじめての方にオススメの図鑑は文一総合出版の「野鳥手帳」。
手帳サイズでかさばらず、写真とイラストで分かりやすい良い図鑑。価格も図鑑にしてはお手頃でいいですね。
双眼鏡や図鑑、ノートの詳しい使い方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
双眼鏡・図鑑は必須!
キャンプのギアと思って揃えちゃいましょう!
冬キャンバードウォッチングの楽しみ方
焚き火バードウォッチング
多くのキャンプ場はサイトが既に野鳥の来るポイント。
例えば↑の河原のキャンプ場(1月)。ここで待っているとエナガやコサギ、セグロセキレイなどが入れ替わり立ち替わりやって来ました。
焚き火の煙でちょっと見えづらかったりしましたが、コーヒーを飲みながら焚き火にあたり、野鳥を眺める。
\ 最高かよ! /
っと1人で叫びながら冬キャンを楽しむのでした。笑
早朝バードウォッチング
さらに冬キャンバードウォッチングの良いところは、野鳥が活発な早朝に(一泊していれば)既にポイントに自分がいるということ。
朝、野鳥の声やキツツキ類のドラミング(木をつつく音)で目が覚めるなんてよくあること。テントの入口を開けると目の前の枝に鳥が止まってる!なんてことも実際ありました。
サイト選びや設営の際に、その辺も意識してテントを立てると良いかもしれませんね。
散策バードウォッチング
キャンプ場に隣接した散策路や遊歩道があれば、双眼鏡片手に歩いてみてください。
気持ちのいい空気を感じながら、小鳥がいたら双眼鏡で観察。見れたらラッキー!くらいの気持ちでのんびり散策してみましょう。
冬の野鳥は少ない餌を求めて動き回っています。木の実のついた木の枝をよく見ると思いがけない出会いがあるかも。これもキャンプの良い思い出になることでしょう。
・焚き火でのんびりバードウォッチング
・早朝テントからバードウォッチング
・散策路でバードウォッチング
冬キャンならではのバードウォッチングを楽しんでみてね!
冬キャンバードウォッチングまとめ
冬キャンプはバードウォッチングが出来ると楽しさ倍増!バードウォッチングのコツを事前に確認しておくと、キャンプ当日に慌てなくて済むでしょう。
また、真冬のキャンプは寒すぎますよね。バードウォッチングにオススメ時期の目安は紅葉が終わり葉がほとんど落ちた頃〜新緑が芽生えるまで。ホントの真冬は避けても楽しめますよ。
もちろんそれ以外の時期でも鳥は見られますが、葉っぱが多いと初心者には観察しづらいのです。
キャンプや屋外アクティビティがきっと楽しくなるバードウォッチングを是非覚えてみてくださいね!