【野鳥撮影】初心者におすすめのカメラ→小さく軽く頑丈なあのカメラに決めた!
こんにちは。野鳥観察会の講師も務めるフォトグラファー、ムーアと申します。
これから野鳥の撮影を始めてみたい、というあなたへ。
私の知り合いの60代の男性は、定年後の趣味が無くぼんやりと過ごしていました。
しかし、公園で野鳥を撮影している方たちを見て興味が湧いたのか、15年以上野鳥撮影をしている私に相談を持ち掛けてくれました。
初心者におすすめのカメラを全力でプレゼンしたよ!
久しぶりに会った彼はニコニコと野鳥の写真を見せてくれ、
「毎朝、近所の河原で撮影するのが日課だよ。良いカメラを紹介してくれてありがとう。」
「仲間もできて毎日がとても充実しているよ。」
と話してくれました。
カメラの趣味を始めるには
・何を買ったらいい?調べるの大変…
・高いカメラ買って、何年もつ?
・自分でも使いこなせるだろうか?
などなど心配な点が多く、なかなか1歩を踏み出せない人をたくさん見てきました。
結局のところ、多くの人がたくさんの種類のカメラから「野鳥撮影」に向いているカメラを選びきれず挫折するわけです。
そう、あなたには
身構えず、気軽に、簡単に
綺麗な野鳥の写真が撮れるようになるカメラ
が必要なんです。
野鳥の撮影などネイチャーフォトに特化したカメラ。プロも愛用しています。
では、初心者にはどんなカメラが良いのか。
実は、先ほどの彼に紹介したカメラがこのOM-1 MarkⅡ(オーエムワン マークツー:以下、OM-1Ⅱ)。
・小さく軽い(センサーサイズが小さい)
・他社フルサイズ機より2倍の望遠効果
・IP53の防塵防滴(豪雨の中でも使えた)
・カメラがブレない(最高水準の8段)
・高速連写(最高120コマ/1秒間)
・自動で鳥にピントを合わせる(AI鳥認識)
・反応が遅れても撮れる(プロキャプチャーモード)
1つ1つの機能は、他のカメラにもあるかもしれません。でも、これだけ野鳥撮影に有効な機能を全て揃えているのはOM-1Ⅱくらいです。
これだけ撮影者をサポートしてくれるカメラだから、初心者にも安心してお勧めできますし、プロも画作りに集中できるんですね。
メニュー画面も見やすいですし、買ったその日から本当に気軽に安心して野鳥の綺麗な写真が撮れるようになります。
撮影が楽しく、カメラを持ち出すのがラク、だから休日の趣味の時間が充実しますし、綺麗な写真が撮れたら家族や友人にシェアして褒めてもらって…
そんな野鳥撮影を通して心を満たしてくれるカメラがOM-1Ⅱなんですね。
綺麗に撮れるといっても、どのくらい撮れるのかって話ですよね。
ムーアが撮影した写真の一部を掲載します。野鳥撮影のコツはもちろんありますが、少し練習すれば野鳥のアップを羽毛の1本まで写すのは初心者でも可能です。
OM-1Ⅱ 作例
あとは構図や背景、光なんかは撮りながら上達していけば良いと思います。
撮影が楽しいですから、上達も早いですよ。
実際、オススメした方からは
「軽くて三脚がいらないから、持ち出しやすい」
「精密機械だけど防水で頑丈だから屋外にも気楽に持っていける」
「多機能で使っていて楽しいカメラ」
といったお声を頂いています。たくさん使えばそりゃあ上達するってもんです。
つまり、OM-1Ⅱは野鳥撮影が上達しやすいカメラってことですね。
ざっと紹介したOM-1Ⅱの機能ですが、どこが初心者におすすめで、他のカメラとどう違うのか、ここで詳しく見ていきましょう。
小さく軽いのに、大きく写る
野鳥撮影用のカメラって、大砲みたいなレンズに三脚つけてるイメージありませんか?
そのイメージは結構古いかもしれません。
OM-1Ⅱが採用しているのは「フルサイズ」より小型の「マイクロフォーサーズ」規格。要はセンサー(撮像素子)が小さい規格のカメラなんですね。
このイラストのように、同じ焦点距離のレンズでもセンサーが小さいと被写体が大きく写ります。
OM-1Ⅱはフルサイズの倍の画角になりますので、フルサイズの600mm=300mmの小型レンズで同じくらい写せるわけです。
他社とのサイズ・重量比較
サイズも重量も圧倒的に軽い!
豪雨の中でも撮影できる
山の中、突然の豪雨。実際に戦場ヶ原で野鳥撮影していた時の写真です。
OM SYSTEMのカメラとレンズなら、全く焦らないんですよね。むしろ雨と鳥の絡みで写真が撮れるかも!?と思っちゃいます。
悪条件でも故障を気にせず使えるのは初心者も安心できる部分ですね。ちなみに保護等級はIP53。垂直、左右からの雨で浸水しない試験をクリアしています。
一眼カメラの保護等級ではないな(笑)
雨や雪をバックに撮影も良い写真になります。OM-1Ⅱでぜひチャレンジしてほしい撮影条件です。
腕が揺れても、カメラはブレない
シャッターボタンを半押しした瞬間、ファインダー内の揺れがピタッと止まるんですよ。
通常、望遠レンズのように焦点距離が長くなるほど、手振れをしやすくなりますがOM-1Ⅱは圧倒的な手振れ補正でブレません。
初心者で構え方に慣れていなくても、ブレないのが良いですね。
超高速連写で一瞬を切り取る
1秒間に最大120コマ記録できる、そんな時代になったんですね。
OM-1Ⅱがもつ高速性能なら、飛翔する野鳥や水しぶきの1粒まで、鮮明に写せます。もはや動画から切り抜くような連写速度。
特に初心者でも効果を実感できる部分かもしれません。
AIが野鳥を認識する
こちらの動画のように、カメラのAIが「野鳥」を認識してピントを合わせてくれるんですね。
この機能も初心者の方に使ってほしい理由です。が、これ自体はOM-1Ⅱの専売特許ではないんですよね。
今や各社、この機能を搭載するのが普通になってきています。その中でもOM-1Ⅱの認識精度は高い方です。
反射神経をカメラがカバーする
シャッターボタンを押したときには鳥が飛んでしまっていても、半押し中のカットを残して保存してくれる!
これまで人の反射神経ではかなり難しかった鳥の飛び出しや決定的瞬間を撮影することができるようになりました。
この機能だけで一生遊べるよ!
さて、OM-1Ⅱはミラーレス一眼カメラなので、交換レンズが必要です。野鳥撮影用に合わせて揃える交換レンズは2択。
初心者はこの2本のどちらかを選べば間違いないと思うよ!
紹介してきたのは野鳥の撮影に使える機能ばかり。
ところが、花や昆虫の撮影で使える深度合成機能、風景写真で使えるライブGNDなど本当に多機能なOM-1Ⅱ。さすがはOM SYSTEMのフラッグシップカメラですね。
NikonやCanon、Sonyなど他メーカーのフラッグシップカメラは80~100万円前後が主流ですがここまでの機能はついていません。高画素化している代わりに連射速度が遅かったりしますし。
で、OM-1Ⅱの価格は
公式サイト通常価格305,800円
↓
Amazon等なら約26万円
わお!破格ですね。これだけの性能でこれは価格破壊ですよ。
価格は変動があるので、Amazonのリンクから確認してみてください。26万切ってたら買いだと思います。
ちなみにAmazonは2回払いまでは分割手数料がかからないので、今手持ちが無くても2回に分けて支払いが可能です。
公式サイトは高いんだな
高いんですけど、メリットもあります。
・1年保証→3年保証へ
・5万円以上購入で10%割引
・会員限定セミナーへの参加
・ポイントで限定グッズ交換
3年保証が一番大きいですかね。通常使用での故障が保証対象ですが、1年だとそうそう壊れないですよね(笑)。3年あると不具合が起きても安心。修理代込みで結果安く済む可能性もあります。
交換レンズの方はどうでしょうか?
ED 300mm F4.0 IS PRO
35mm判換算で600mmF4.0のレンズですから、他社フルサイズ規格だと150万円~200万円です。
同じ画角でこれが
公式サイト通常価格418,000円
→Amazon等で約37万円!
文字通り、ケタ違いのコスパです。マイクロフォーサーズ規格のメリットはここにもあるんですよね。いやほんと、写りに遜色ないですし。
ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
もう1つの選択肢のズームレンズ。35mm換算で200-800mm F値5.0-ってもはやフルサイズでは存在しない明るさのレンズ(笑)。
公式サイト通常価格171,600円
→Amazon等で約14万円!
解像度は300mm F4.0に劣りますが、ズームレンズならではの扱いやすさ(コレ1本で何でも撮れる)と低価格が魅力です。
圧倒的な解像度をとるか、扱いやすさをとるか、あなたはどちらにしますか?
1.4x Teleconverter MC-14
上記レンズのどちらにも接続可能なテレコン。つけると焦点距離が1.4倍に。
これはせっかくなのでぜひ買って頂きたい。ここまできたらオマケみたいなもんです。必須です。ほぼ付けっぱなしになります。
公式サイト通常価格30,800円
→Amazon等で約2万7千円!
今年の冬は公式でキャッシュバックキャンペーンを開催。
OM-1Ⅱ :1万円キャッシュバック
300mm F4.0:4万円キャッシュバック
同時申込で1万円キャッシュバック
つまりOM-1Ⅱと300mmの組み合わせで購入すれば、6万円のギフトカードが貰えるわけですね。
購入はAmazonなどでも申込可能だよ
ということは…
OM-1Ⅱ+300mm F4.0=63万円
→実質57万円!
追加キャッシュバックのキャンペーンはこれまで無かったので、今後は無いかもしれません。
また、予告なく終了の可能性あり、との記述があるので期間内でも早めに申し込んだ方が良いかもしれませんね。
ちなみに100-400mmは対象外です。残念。まぁもともと安いですしね。
キャンペーン申込は、商品購入→到着後に領収書や外箱のバーコードを貼って郵送する形です。なので、まずは製品を買ってしまって問題ありません。
商品が届いたら忘れずにキャンペーンに申し込みましょう!
100-400mmとのセットでも、40万弱。どうしてもためらってしまう金額ですよね。
もっと安く済む選択肢があるのでは?
確かにあります。なんならスマホに取り付けられる望遠レンズとかもあります。10万円くらいのレンズ一体型望遠デジカメもあります。
ですが正直、半年くらいで満足できなくなって買い替えると思います。
今まで見てきた方で安いカメラで始めて、安いカメラのまま野鳥撮影続けている人はゼロです。
最初は鳥が写っていればいいんです。でも、もっと大きく写したい。もっと質感にこだわりたい。もっともっと…と要求が大きくなります。沼ってやつです。
OM-1Ⅱレベルになると、これが一旦落ち着きます。これ以上ないくらい楽しく撮影出来てますし、写りも十分です。
高い買い物だけど、長く使えるの?
公式で3年保証がついてくるくらいですし、防塵防滴の頑丈さは説明した通り。長く使える良いカメラです。
すぐに新機種が出るのでは、とも思いますが確かに概ね2~3年周期で新製品は出ます。買い替えるかは自由です。ただ、ここ数年のデジカメの進化は微々たるものなので、型落ちのカメラでもそこまで差が出なくなってきています。
今のカメラなら10年は使えると思いますよ。ちなみにレンズの寿命はもっと長いです(撮影頻度によるけど)。
さらに、OM-1Ⅱで撮れるのは野鳥だけではありません。花や昆虫、風景などネイチャーフォトならお任せ。もちろん人物、ポートレート用の機能もありますので様々な被写体で飽きずに楽しめます。
使いこなせるか心配…宝の持ち腐れにならないかな
撮影者をサポートする機能が多い反面、多機能で全てを使いこなすのは難しいのもまた事実。
でも、全部使わなくても良いんです。…だってスマホの機能、全部使ってますか?
メニュー画面に説明が出ますし、あんまり分からなくてもいじりながら使えばなんとなく分かります。使っていくうちに「こんなことできないかな?」と調べたら、そんな機能がついているかも。
野鳥の撮り方でいえば、当ブログの記事がサポートしますので購入後もぜひ見に来てください。
一方で、買うべきではない人はどんな人でしょうか。
カメラ自慢をしたい人
カメラを持っていること自体を自慢したい人は、素直に有名なNikonやCanon、Sonyの高額カメラを買いましょう。
OM-1Ⅱがオススメなのは、本当に野鳥の写真を撮りたい人です。
筋力、財力に余裕のある人
これらの人は、フルサイズ機を目指せます。
大きく重い、高価な機材で野鳥の写真が狙えます。明るい光学系になるので、より暗い条件でOM-1Ⅱより良い写真が撮れそうです。
OM-1 MarkⅡ
まずは本体!必須!
ED 300mm F4.0 IS PRO
100-400mmとどちらか選ぼう!
ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
300mmとどちらか選ぼう!
1.4x Teleconverter MC-14
どちらのレンズを買うにしても、絶対あった方がいいよ!
安さならAmazon、安心なら公式サイト、ポイントが溜まりやすい方は楽天かYahoo!って感じかな!
最初にお話した、OM-1Ⅱで野鳥の撮影を始めた方。実は私の父なんです。
家族にも本気でお勧めできるカメラ。自分も使っている大好きなカメラ。
父も、私も、OM-1Ⅱを手に入れてから野鳥の撮影が楽しくて仕方がありません。撮影に出かける回数が圧倒的に増えました。雨でも、雪でも。
OM-1Ⅱを片手に、自分らしく充実した時間を手に入れましょう!
この記事を家族にシェアして説得に使ってね!笑