川遊びの注意点!リスクを知って親子で安全に楽しもう!
夏は親子で川遊び!川の水は冷たくてとっても気持ちいいし、生きものも沢山で楽しいですよね!
でも川遊びってなんだか危なそう…
というパパ&ママも多いでしょう。毎週のように川遊びへ行き、調査やイベントも行うムーア(@nature_familiar)が、川遊びにはどんなリスクがあって、どんな対策をすれば安心か、紹介します!
知識があれば、川は怖くないぞ!
水難事故
川は流れがあって、子供が溺れそう!
川の危険というと真っ先に思いつく水難事故。毎年夏になると、海や川のレジャーで水難事故の報道がテレビ等でされますよね。あれって、防げないものなのでしょうか。
水難事故は予測と予防ができるものだよ!
川歩きが危険となる要素
川の中の危険度は、
水深 × 流速 × 透明度 + その他
とムーアは考えます。
水深:浅いプールと深いプール、どちらが危険かはお察しの通りです。川においても言えることで、足がつかない深さの川は当然ですが、川遊びに適した水深は深くても膝下くらいまででしょう。
流速:(りゅうそく)とは、水の流れの速さです。高低差で生じる川の流れですが、水面に白波が立つほどの速さだと浅い川でも意外と足を持っていかれます。体重の軽い子供ならなおさらですね。
透明度:川の水は雨の後などは底の泥を巻き上げ濁ります。川によっては常に濁っているような場所も。底が視認しづらいほど濁ってしまうと、川底の石につまづいたり深くなっている事に気づかず進んでしまったり(ムーアも深くなっているのに気づかず溺れかけたことがあります)。
その他:川底の石がヌルヌルで滑りやすかったり、泥が溜まって沈みやすかったりと、川底の様子もひとつの要素です。また、崩れそうな崖が近くにあったり、木が倒れていたりするようなら離れた方が良いでしょう。
こんな時の川遊びは危険
具体的にはどんな川が危ないの?
①特に初心者の場合は、深い・速い・濁っている、ような川には入らないようにしましょう。
②陸地を歩いていても、深い川に落ちる可能性がある時は近づかないなど滑らないように気をつけましょう。
③天気予報をマメにチェックして、雨が降る前に川から上がりましょう。特に上流付近は泥水が流れてきたり、水量が急激に増えたりすることがあります。
④おもちゃや荷物が流されても追いかけない。まず追いつけませんので、どこかに引っかかるのを待ちましょう。
⑤子供だけでの川遊びはできるだけ避けましょう。ひとりで遊ぶのはやめて、保護者に伝えた上で複数人で遊ぶなど工夫しましょう。
天気と川の様子をしっかり見極めれば、そこまで危険な遊びではないよ!
感染症
川の水って汚いから、子供を入れたくない!ってママ友が言ってたけど…
傷がある状態で入ったり、川の水をゴクゴク飲まなければ基本的には大丈夫!
レプトスピラ症
川の感染症として最も有名なのがレプトスピラ症。人獣共通の細菌性感染症で、風邪に似た症状があると言われています。
近年の日本で発症例はほとんどありませんが、1999年に八重山(沖縄県)で集団感染が発生するなど散発的に発生します。
洪水の後や、身体に傷があるときには川に入らない、川の水を飲まない、といった事で十分に予防出来るでしょう。
エキノコックス症
こちらは北海道のキタキツネを感染源とする細菌性感染症。5~10年の潜伏期間を経て腹痛、発熱、腹水の貯留などの初期症状が発生、さらに放置すると約半年で死に至る恐ろしい感染症です。
が、本州では野犬などが発症したのみで、ヒトへの感染例はありません。そこまで恐れる必要はありませんが、川の生水を飲んだりしないよう気をつけましょう。
その他の感染症
川の水には動物の糞など由来の細菌が流れていることもあります。クリプトスポリジウム症やジアルジア症などが例で、多くは腹痛や下痢を起こし発熱を伴うことも。川の水飲んでお腹壊したー、微熱がーなんてのはコレかもしれません。
健康な方であれば数日で治癒しますが、それでも数日腹痛に悩まされるのは嫌ですよね。いずれにしても「川の水は飲まない」というのが重要です。
溺れると水を飲んでしまいますので、安全な川で遊ぶことが水難事故防止だけでなく、感染症防止にもなるのですね。
ちなみにムーアはシュノーケルしたあと、飲用水で口をゆすいでいます。念の為ですね。
危険な生きもの
河原には危険な生き物も。知っているだけでも安全度が違いますよ!
ヘビ
本州の河原で出会う毒蛇はマムシやヤマカガシ。ですが、どちらも基本は臆病ですので踏みつけたり捕まえたりしなければ噛んでくることは少ないでしょう。
アオダイショウやシマヘビもよく見かけるヘビですが、こちらは無毒。ただし噛まれると当然痛いので無闇に捕まえたり追いかけたりするのは控えましょう。あと捕まえると臭いです( •́ฅ•̀ )
ハチ
非常に危険で有名なスズメバチの仲間。川の近くでも見ることはあります。
スズメバチは冬は女王蜂単体で冬眠し、6月頃までは女王蜂単独で見られます。この頃はあまり攻撃性はありません。
問題は6月~10月。巣作りが始まり幼虫への餌やりが始まると多くの働きバチが活動を始めます。餌となる昆虫が少なくなる秋口は特に攻撃性が高く、事故もこの時期に集中します。
もしスズメバチを見かけたら
・手で振り払わない
・その場を動かない
のが重要!走って逃げたり、手で払ったりすると逆に攻撃を煽ることになりますので落ち着いて対応しましょう。子供たちには「お地蔵さんポーズ!」でやり過ごすと上手く行きますよ(体験談)
川虫
川の中にも多少危険な生き物はいますが、命に関わるような毒生物なんてのはいません。
ヘビトンボ幼虫のように大きな顎で噛まれると痛い~!というのや、鋭い針のような口で刺してくるナベブタムシ(これまた痛い!)のような水生昆虫がいるくらいです。
川に入る時は、素肌を出さずにラッシュガード等を身につけて噛まれたり刺されたりするのを防ぎましょう。まぁ噛まれても死にはしません笑
ヒル
川遊びするような大きな川に吸血するヒルはいないよ!
日本にもヒトの血を吸うヒルはいますが、国内に生息する約60種類のうち3種のみです。
ヤマビル:渓流(川の再上流部)付近のジメジメした陸地に棲んでいます。気がつくと出血が止まらない、厄介な陸生のヒルです。
チスイビル:田んぼや池に多い、水生のヒル。緑色のキレイな体色をしている事が多いです。裸足で田んぼ横の小川に入ったりすると足に吸い付いて吸血します。満腹になると勝手に脱落しますが、なかなか血が止まりません。
ハナビル:滅多にお目にかからない渓流のヒルで、本州からはほとんど記録が無いようです(九州に多いよう)。幼体が体内に寄生することが稀にあるとのこと。
それ以外は、シマイシビルなど小さな水生昆虫などを捕食する無害なヒルです!手に乗せて伸び縮みする様子を観察してみても面白いかもしれませんよ?笑
熱中症
川遊びは熱中症に要注意⚠
河原は日陰が無いことが多く、熱中症の危険が高い場所です。冷たい川に浸かっていても、マメな水分補給と塩分補給を欠かさないようにしましょう。
可能であれば、日陰を作るタープやテントを設営したり、日陰のある河原を選んで休憩場所にするなど工夫しても良いですね。
保険加入
いろいろ知って、まだ不安!という方は川遊びの1日だけレジャー保険に入ってみるという事もできますよ。
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1回500円からで、様々な保証が受けられます。安心を買ってみても良いですね。
まとめ
家族の身は自分で守ろう!
いろいろな危険を紹介してみましたが、川は怖いと思いましたか?思ったより安全かも、と思った方もいるでしょう。
1番危険なのは、危険を知らないということ。何がどう危険で、どんな事故や怪我の可能性があるのかを知って、適切に遊べば川遊びはきっと楽しめます!
安全第一で川遊び、満喫してくださいね!