川の石に張り付く小さな虫の正体!川虫図鑑

川の石に張り付く小さな虫の正体!川虫図鑑

最終更新日 2021-08-08

ぎゃあああああああああ!!!

大丈夫ですか!?

子供と川遊びしてたら、石の下に小さな虫?がたくさん・・・あれなに〜(><)


川遊びをしていたら、水中の石に張り付き蠢く生き物の存在に気づいた方もいるのでは無いでしょうか?

得体がしれないと気持ち悪くて怖いですよね。ここでは川の中に暮らす昆虫のなかまを、川虫大好きムーア(@nature_familiar)が紹介します!よーく見ると、カッコイイのや可愛いの、面白いのもいますよ!


水生昆虫とは

川の中で最も数が多いのが、水生昆虫のなかまです。一生を水中で過ごすものもいれば、幼虫の時期だけ水中生活をするトンボのようなものもいます。

ヘイケボタルやゲンジボタルも水生昆虫にあたります。ここでは川の石をひっくり返すと出てくる昆虫たちを紹介しましょう。

カゲロウのなかま

儚(はかな)い命に例えられるカゲロウのなかま。水中での長い幼虫生活を終え、水面から飛び立つと数時間のうちに交尾と産卵を終え一生を終えます。

カゲロウ成虫

幼虫の形は種類によって大きく異なります。宇宙人のような風貌のものから、ゴツゴツと逞しい体つきのものなど馴染みのない方にとっては

なにこれ!?初めて見た!

という感じですね(笑)


平べったいヒラタカゲロウのなかま
砂や泥の中に多いモンカゲロウのなかま
網に入れると魚のように跳ねるチラカゲロウ

どれもわかりやすい脚が6本と尾が3本あり、お腹の側面にウチワのような鰓(えら)が付いています。中にはモンカゲロウのようにふさふさの鰓を持つ種類もいますね。

腹部のエラを動かすヒメフタオカゲロウのなかま

石を持ち上げると石の表面を素早く這い回るので、気持ち悪がられる事もありますがよく見るとカッコイイですね。鰓の動きも見てると面白いですよ。


たしかにエラがある虫なんて、なんだか不思議〜おもしろい!


カワゲラのなかま

カゲロウによく似た昆虫、カワゲラ。こちらも石の表面に張り付いて生活しています。

大型のオオヤマカワゲラ
腹部に鰓がないのが特徴
腹部先端に鰓を持つトワダカワゲラ

カゲロウとの違いは鰓の位置。お腹の側面には無く、足の付け根やお腹の先端にもしゃもしゃした鰓が付いている種類が多いです。

ウエノカワゲラ成虫

なんだか古代の虫みたいで凄い迫力・・・!


川魚や川虫の観察中、貴重品ってどうしてますか?超便利なポーチをレビューした記事はこちら▼

トビケラのなかま

川虫の中でもひときわ面白い生活様式なのが、トビケラのなかま。成虫は蛾そっくりで、川のそばのお宅では庭先に飛んでくることもあります。

ヒゲナガカワトビケラ幼虫。魚と一緒に入ることも多い
ヒゲナガカワトビケラの成虫

幼虫はイモムシのような形で水底で巣を作って生活しています。この巣が面白いんです!

ヒゲナガカワトビケラは網状の巣で餌がかかるのを待つ
2枚の葉を合わせて巣を作るコバントビケラ
葉の破片で四角柱を作るコカクツツトビケラ

この他にも砂粒で綺麗な巣をつくるものや、素を作らずに這い回る種類もいます。


えええええ!
器用な虫!おもしろ!

石に張り付くカゲロウ、カワゲラ、トビケラ類の採集方法はこちらで紹介!▼

トンボのなかま

トンボは有名ですね、赤とんぼやシオカラトンボなど見たことある人も多いのでは。

オナガサナエの成虫

幼虫はヤゴとも呼ばれ親しまれています。ヤゴも様々な形のものがいて、石の裏でも見られるものがいます。

平たいコオニヤンマの幼虫
サナエトンボのなかまの幼虫

カゲロウやカワゲラと違って捕まえてもあまり動きません。

ヘビトンボ

大きなアゴを持ったヘビトンボの幼虫。噛まれると痛いので捕まえた時は注意しましょう。

ヘビトンボの幼虫

おっきい!
なんかジ〇リ映画で見たことある・・・

ヒラタドロムシ

ひらた・・・どろ?
なにこれ変な形!!

ヒラタドロムシのなかまの幼虫

カブトムシと同じ、コウチュウのなかまです。この吸盤のような形で石に張り付きなかなか取れません。

裏面には脚と鰓。ちゃんと昆虫の姿です。
成虫の産卵。水中で黄色い卵を産む。

大人になると虫っぽい形になるんだ!


ナベブタムシ

鍋の蓋のような平たく丸い形から名付けられたナベブタムシ。こう見えてカメムシのなかま。口が針のように鋭く、刺されると大変痛いです。

ナベブタムシ

こりゃまた変な名前。
なんだか可愛らしいね。

まとめ

この他、昆虫以外にもエビやサワガニなどの甲殻類、ヒルなどの軟体動物、ミミズの仲間などが捕れることも。

また、石の下ではなく植物の周辺ではまた違った昆虫が見られます。

魚捕りをしていると一緒に捕れることもありますので、近くでじっくり観察してみると面白いことが分かるかもしれませんよ?

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