書籍紹介

虫とり初心者へ!捕まえた虫をその場で調べるための超おすすめ図鑑「日本の昆虫1400」!

pintyoro

ママ!ママ!
この虫さんなぁに!?

え!?え~と…カナブンかなぁ~綺麗だね!あはは
(いつも誤魔化して申し訳ないなぁ…)

よく見かける、こんな会話。

お子さんに「あれなに!?」「これなに!?」と聞かれることも多いのではないでしょうか。

ついつい面倒で「〇〇じゃないかなー」なんて適当に答えたり…

でもちゃんと答えられなくて、もやっとしていませんか?


そんな時は図鑑があれば一緒に調べることができて、しかも種類が分かると結構楽しいですよ♪

でも沢山種類があるから、おすすめの虫図鑑教えて~!!


大判の図鑑は不向き…?


図鑑っていうと、こういうのでしょ?
DVDもついてて子供が好きそう!


お、いいですね。おうちで昆虫について広く学ぶなら、こういった本もおすすめです!

ですが、身近な場所で見つけた虫を調べるにはちょっと不向きなんですよね。

え…!?
なんで??

「昆虫図鑑 おすすめ」等で検索すると必ず上位に入る、大判の図鑑。

世界中の昆虫類とその生態が広く分かりやすく紹介されていて、見ていて楽しい図鑑です。

反面、持ち運ぶには大き過ぎ、かつ日本以外に生息する昆虫やコラムなどが多数掲載されているせいで、ぱっと種類を調べるのには向いていないのです。


身近な虫を調べる図鑑はコレ!


虫好きの間では超有名なこちらの図鑑。

日本の昆虫1400 (1)チョウ・バッタ・セミ  文一総合出版

日本の昆虫1400 (2)トンボ・コウチュウ・ハチ  文一総合出版


おすすめポイント

  • 手のひらサイズで持ち運び簡単
  • 写真がとにかく見やすい
  • 日本に生息する昆虫だけで約1400種類掲載
  • 身近な昆虫類はほぼ網羅しており、だいたい名前がわかる
  • 分類ごとに検索表がついていて、初心者でも識別がしやすい

野外で虫の種名(名前)を調べるのにこれほど適した図鑑は他にないでしょう。

2013年に発売してから今なお売れ続けるベストセラーです。


おお…!
実際使ってみるとどんな感じ?

では使ってみましょうか。


日本の昆虫1400はめちゃくちゃ使いやすかった!


さっそく持って行ってみよう!
※中の人に借りました

わーい!

先ほど見つけた虫。本当にカナブンでしょうか?

検索ページを見ると、体が固そうな「コウチュウ目」という仲間のよう。

これにてる!
しろてんはなむぐり!

下のシラホシハナムグリ?も似てるような…

似た種類は識別点も書いてありますよ

わかりやすい…!
シロテンハナムグリであってそう!

すばらしい!
正解です♪

やったー!

分かると楽しくなってくる♪
この子はるりちゅうれんじ…? 変な名前~笑

「日本の昆虫1400」の弱点?


非常に使いやすい「日本の昆虫1400」ですが、しいて挙げるなら以下の欠点があります。

  • 1巻と2巻に分かれていて、ややかさばる
  • 上記のルリチュウレンジのように、見出しに出ている種が意外と見つかりづらい

…ほとんどありませんね(笑)


これから昆虫採集が盛り上がる時期、「日本の昆虫1400」を片手にお出かけしてみてはいかがでしょうか?おすすめです!


ABOUT ME
ムーア
ムーア
自然解説員
大学を出て水族館に勤めたものの、
「水槽の中じゃなく、自然の中で生きものを観察してほしい!」
と思い、自然解説の仕事を始める。

現在は川の観察会、野鳥観察、昆虫採集、植物観察などの講師を務める自然解説員として活動中。
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