冬の虫ってどこにいる!?冬の昆虫採集特集!

冬の虫ってどこにいる!?冬の昆虫採集特集!

冬は虫いないからつまんない〜!

夏はむしとり少年だったのに!
ホントに虫っていないの?

昆虫大好き少年も、冬はおうちでゲームしてる…なんてよく聞く話。

でもでも、冬でも昆虫は見つかります。ちょっと寒いけど探せば冬ならではの虫たちの姿が見つかるはず。

一緒に冬の虫を探してみよう!

冬でも都市公園で子供たちと昆虫観察をするムーアが、オススメの探し方をご紹介していきます!

冬の虫ってなにしてる?

冬は虫の姿をほとんど見かけなくなりますよね。

でもいなくなったわけではありません。そりゃそうですよね。夏にまた出てくるんですから、必ずどこかにいるはず。


昆虫の越冬(えっとう:冬を越すこと)方法は、種類によって様々。

オオカマキリの卵をつつくシジュウカラ

わかりやすい例ではカマキリの仲間。成虫は秋頃までに卵を産んで死に、卵の状態で冬を越します

卵で越冬する昆虫は多く、バッタの仲間や蚊(ヒトスジシマカ)も卵越冬。土の中(バッタ)や水中(蚊)で卵の姿で越冬します。


つまり、冬にどのような形態どんな場所にいるのかが分かれば、冬でも昆虫を見つけることができるわけです。

昆虫採集というより、昆虫観察って感じですね!

では具体的にどこを探すのか、見ていこう!

冬の虫さがし①樹木

隙間が多い樹木が狙い目

まずは公園の木でも街路樹でも、木を探してみましょう。木さえ見つかればもう虫も見つかったも同然です。

それは盛りすぎじゃない!?笑

ちょっと盛りましたが、木があれば土があり落ち葉もあるので樹木を探すのが基本。

幹や樹皮をじっくりと見ていくと…

イチモジフユナミシャクのメス

冬に出現する蛾、フユシャクの成虫です。

8mmほどの小さな蛾ですが、このフユシャクと呼ばれるグループはその名の通り冬に成虫が現れる面白い蛾。

さらにメスの翅(はね)は退化して短く、飛ぶことが出来ないのです。

白い鱗粉が美しい

小さいけど美しい蛾ですね!冬ならではです。


次の木。この時期樹皮がぺろぺろとめくれてきているので少しだけめくってみます。

キハダカニグモ

身体が平べったいカニグモの仲間です。

虫じゃないじゃん笑

というツッコミはおいといて、6mm程度の小さなクモなので苦手な方でも割と大丈夫かも。樹皮の色と同化していて、この平たい身体で樹皮の隙間に隠れているんですね。


倒木

倒木があったので、これも調べてみます。

テントウノミハムシの仲間

いましたいました、テントウムシ…じゃない!ハムシの仲間、テントウノミハムシです(最初間違えました汗)。


こんな街路樹でも
近づいてよく見ると…
いた!今度はテントウムシ!

なんてことも。すごく手軽で探しやすいですよね!

テントウムシは成虫越冬で、時には数十匹集まって成虫の姿で越冬します。

これなら息子と買い物中とかでも楽しめるかも!

ライトがあると便利

隙間を見る時はムーア愛用のBaton3のように強めのライトが1本あると便利です。


さて、上の写真で気づいた人は凄いです。笑

樹木を支える木材に細かい傷があるのが分かったでしょうか?

セミの産卵痕(さんらんこん)

これ、知らないとスルーしちゃいますけどセミが卵を産んだアトなんですね。

こういう小さな痕跡とかを見る時はルーペが便利!

20倍ルーペで観察
20倍ルーペ+スマホで接写

これは面白い!規則正しく同じ形の傷跡が残っています。

この一つ一つにセミの卵があり、卵で越冬しているんですね。もちろん一昨年より前に産まれ、幼虫の姿で土の中にいるセミもいます。

木の周りだけでも凄い楽しいね!

冬の虫さがし②石

石…に限らず地面に直接置いてあるモノ(ブロックやレンガ、植木鉢)なんかの下には大抵生きものがすみついています。

ワラジムシ

石をめくると…いました。ワラジムシです。

さらに奥の石には…


なにか透明なつぶが見える

ナメクジの卵

こちらもルーペで観察。少し変形しているけど恐らくナメクジの卵でしょう。透明で綺麗ですね。

他にも小さなカタツムリやジムカデ、キセルガイ、小型の甲虫類などがくっついています。

公園だと石は取り除かれることが多いけど、公園のすみっこに積まれてたりするよ。

冬の虫さがし③枯れ草

いわゆる雑草たちが冬には枯れてしまいます。

そんな茶色くなった枯れ草たちは、積まれてクビキリギス(成虫越冬のバッタ)などの虫のすみかになっていたり、立って残るものにはカマキリの卵がついていたり。草の節の隙間に小さなカメムシ類などがいることもありますね。

枯れ草からカメムシを捕ったモズ

小鳥たちの動きを見ていると、「あそこに虫がいるのかな?」って気づくこともあります。

鳥が去ったらそこを覗いてみるのも面白いですね。

冬の虫さがし④落ち葉、腐葉土

落ち葉の下にも生きものはたくさんいます。

エノキの葉の下にゴマダラチョウなどの幼虫(イモムシ)が張り付いていたり、地面が湿っていれば腐葉土となりカブトムシなどの幼虫が姿を見せるかもしれません。

ただし、あんまり自由に掘ったりかき分けたりしていい公園って少ないから注意!近くに雑木林とかあれば試してみてね!

冬の虫さがし⑤川

冬に川へ行く人なんて少ないと思いますが、川の中は水生昆虫の幼虫たちでとても賑やかです。

川の石をひっくり返すだけで、見たことも無い様な虫たちが姿を見せてくれるでしょう。

トンボのヤゴ
ヘビトンボとヒゲナガカワトビケラ幼虫
ヒラタカゲロウの仲間

川虫についての詳細はこちらの記事をご覧下さい!

冬の川に行く時は道具を揃えよう!

冬は視点を変えれば沢山の虫たちや痕跡に出会えるよ!
楽しんでみてね!

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