【保存版】野鳥写真の撮り方!野鳥撮影の9つのコツ基礎~応用
どうもムーアです!
普段は都市公園などで野鳥観察会の講師もしてるよ!
野鳥撮影に興味を持っても、始めようとするとカメラ選びから鳥の探し方、カメラの設定、撮り方などなど結構ハードル高いですよね。
そこで、今回は15年以上も国内外で野鳥の撮影を続けてきたムーアが、野鳥写真の撮り方を初心者向けに解説していきます!
野鳥撮影①野鳥写真の魅力
野鳥の写真を撮りたいな、と思った時にまず考えるのが
「自分はどんな写真を撮りたいのか?」
ということです。
※タップで拡大します
・羽毛の1本1本まで映るようなクローズアップ写真が撮りたい
・野鳥と風景を組み合わせて作品作りをしてみたい
・野鳥の生態を記録した決定的瞬間や面白い瞬間を切り取りたい
・散歩や通勤通学で見かける鳥を身軽に楽しく撮影したい
などなど、どれも魅力的な野鳥写真ですよね。撮りたい写真によって、揃える機材や行く場所、撮り方が変わってくるんですね。
まずは写真集なんかを見ながら、自分はどんな写真を撮りたいのかイメージを膨らませてみましょう。
ムーアおすすめ写真集▼
表紙からヤバさがひしひしと伝わる写真集。1枚撮るのにどれだけ時間をかけたのか…著者のこだわりが写真から感じられる写真集です。
なんでもいいから全部撮りたいぞ!
そんなワガママさんは記事を隅々まで読んでね!笑
また、野鳥の撮影を生涯の趣味として楽しまれている方も多いほど、奥の深いものです。
カメラも安くないし、長く楽しめる趣味になるのは良いな!
野鳥撮影②カメラの選び方
野鳥撮影にはどんなカメラを使ったらいいの?
遠くの小さい鳥が被写体となるので、
望遠レンズのついたカメラが必須!
一眼レフか、ミラーレス一眼か、コンデジか
結論からいうと、ムーア的おすすめカメラはミラーレス一眼カメラ。
その理由を紹介していきます。
そもそもだけど、スマホでは撮影できないの?
撮れるけど、上記のような魅力的な写真はスマホでは難しいことが多いね。
最近はスマホでも高画質な写真が撮れる機種が多いですが、特性上広角の写真は撮れますが望遠の写真は上手く撮れません。
小鳥を写そうと思ったら手の届くくらいまで近くないと思ったように映らないでしょう。
ただし野鳥観察用のスコープ(望遠鏡)にスマホを接続する、通称「スマスコ」は使えます。ただし高価なスコープを持っていれば、ですが。
そこで選択肢になるのが、望遠レンズが使えるカメラ。
・一眼レフカメラ → 高画質、重い、高価
・ミラーレス一眼 → 画質良し、軽量
・ズームコンデジ → 画質微妙、軽量、安価
超簡単に説明するとこんな感じ。「適当すぎ!」と怒られそうですが、まぁだいたいこんな感じです。
なので、画質も確保しつつ、軽量で手持ち撮影もラクなミラーレス一眼がオススメなんですね。異論は認めます(笑)
実際、プロの野鳥写真家でも使用率は増えてます(状況で使い分けている方も多いですね)。
おすすめミラーレス一眼カメラは?
ではおすすめのミラーレス一眼はこちら!
元オリンパス、現OMデジタルソリューションズのOM SYSTEM OM-1 MarkⅡ !!
2024年2月発売。防塵防滴、小型軽量、高画質、高性能手振れ補正、そして鳥認識AF(オートフォーカス)と、個人的に野鳥撮影に必要と思われる機能が全部盛りのミラーレス一眼カメラ。
ムーアも愛用しているOM-1(2022年発売)の新型です。野鳥撮影のためのカメラといってもいいくらいの素晴らしい性能のカメラです。
さ、さすがに高すぎる…!泣
という方におすすめなのはこちら。
なんと旧型(といっても2年前)のOM-1がめちゃ安くなってる(笑)!
当初26万くらいだったのが、Amazonで18万!笑
基本性能はほぼ変わらないから、選択肢としては全然アリだね!
もう少し価格を抑えたい方はこちら。
OMSYSTEM OM-5ですね!
先ほど紹介したOM-1より携帯性を重視した小型軽量シリーズ。小型化され、安価ですが機能は上位機種に引けを取らないレベルです。OM-1は圧倒的性能なので例外ですが。
小型化の影響で、グリップ部分が無いので握ったときの安定感はいまひとつかも。
野鳥撮影用のカメラであれば、この3機種から価格を見て決めていいのではないかなーと思います。
スマホと違って「狙って、撮る」という楽しさが味わえる機種だと思います。
野鳥撮影用レンズ
ミラーレス一眼はカメラ本体だけ買っても使えないんですね。レンズ交換式カメラですから、レンズが必要です。
カメラ本体(ボディ)とレンズがセットになっている「レンズキット」もありますが、焦点距離12-40mmなど標準レンズのセットが基本なので、野鳥撮影する場合は35mm換算で焦点距離500mm程度以上のレンズを購入する必要があります。
焦点距離ってなに?
カメラ内部のセンサーとレンズの距離だね。
数値が大きいほど遠くの被写体が大きく写せるよ。
焦点距離が長いほど画角が狭くなり、遠くの被写体が大きく写るんですね。
ちなみにイメージセンサーのサイズも画角に影響してきます。
先にオススメしたOM-1とOM-5は、センサーサイズが小さいマイクロフォーサーズ規格。
フルサイズに比べて同じ焦点距離のレンズでも、倍の画角で撮影できるため野鳥撮影では有利となります。
もちろん高価なフルサイズにはメリットもあり、センサーサイズの大きさからより多くの光が取り込めますので高画質で撮影ができます。
でも大きく重くなってしまうんですね。
で、先ほど35mm換算で500mm程度、と言いましたね。
マイクロフォーサーズのカメラであれば、画角が倍になりますので500mm相当の画角が欲しければ250mmの焦点距離のレンズがあればいいわけです。
焦点距離は長くなるほどレンズが大型化して、重く高価になっていきますのでこの点でも有利です。
おすすめマイクロフォーサーズ規格レンズ
で、おすすめのレンズは?
100万円の受注生産レンズとかあるんですが、そういうのは置いといて最も性能が高いのはこちらのレンズ!
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
ズームができない単焦点と呼ばれるレンズで、その分超高画質なレンズ。2016年発売ですが、その性能は2024 年現在でも素晴らしい評価です。レンズはボディと違って数十年使えるものですからね。
300mmですから35mm換算で600mm。別売のテレコンバーターレンズをつければさらに焦点距離を延ばすこともできます。
このレンズ、防塵防滴設計でレンズ内に手振れ補正機能あり、さらにOM-1やOM-5との組み合わせで「5軸シンクロ手振れ補正」=ボディの手振れ補正とシンクロしてとにかく手振れが止まる、というすごいレンズ。
その分価格は高めですね。また、単焦点なので風景などを入れて引きの構図で撮りたいときは、自分が被写体から離れないといけないのが不便に感じるかもしれません。
高すぎるよ~泣
という方はこちら!
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
こちらはズームレンズで、なんと焦点距離100mmから400mmまでカバーする望遠ズームレンズ。
35mm換算でいうと800mm相当までズームできますので、数十m離れた小さな小鳥でも大きく写すことが出来るでしょう。また、風景を入れる時もこのレンズ一本で広角気味に撮影することもできます。
防塵防滴設計で、レンズ内手振れ補正も搭載して価格を抑えたバランスの良いレンズです。
※ただし、5軸シンクロ手振れ補正には対応していません。
F5.0~とやや暗いレンズ(F値については後述)ですが、OM-1との組み合わせでは高感度撮影でも良く撮れるので良い選択肢になります。
もう少し…安いレンズはないかな?泣
そんなあなたに!こちらのレンズはいかがでしょうか。(販売員か)
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
最後に紹介するこちらのレンズ。なんと4~5万くらい(2024年10月時点)で買えちゃいます。
安かろう悪かろう、というほどでもなく条件が良ければ写りは結構良いです。作例はこちら↓
※タップで拡大表示します。
ただし、防塵防滴ではないのでご注意。
カメラ+レンズまとめ
紹介したカメラ2機種とレンズ3本を予算別に整理するとこんな感じです。
OM-1 Ⅱ 27万円 | OM-1 17万円 | OM-5 15万円 | |
300mm 33万円 | 60万円 | 50万円 | 48万円 |
100-400mm 14万円 | 41万円 | 31万円 | 29万円 |
75-300mm 4万円 | 31万円 | 21万円 | 19万円 |
わかりやすい!
60万と19万の差はでかいね…
これにSDカードや液晶保護フィルム、レンズプロテクターやカメラリュックなども最初は必要なので、ご予算に応じて選んでみましょう。
自身のレベルや興味度に応じて、段々とステップアップしてもいいと思います!
どうせ買うんだから最初からいいやつだ!
ええ…はじめてだし気楽な値段からはじめようよ~
野鳥撮影③撮影場所
はじめて野鳥撮影をはじめるなら、河川敷や川沿いの遊歩道がおすすめです。
というのも野鳥の撮影は、望遠レンズのついたカメラと双眼鏡を持ち歩く必要があります。
つまり、カメラや双眼鏡をもっていても問題ない場所で撮影をするべきなんですね。正直、野鳥自体はどこにでもいますので、撮影のしやすさで選ぶと良いでしょう。
確かに、住宅街や小学校の前でカメラ持ってたら
通報されないかって集中できないかも。(笑)
さらに、野鳥の撮りやすさも考慮します。
障害物が多い山の中などは野鳥が隠れてしまって撮影は慣れないとなかなか難しいです。
そこで、比較的ひらけた環境であり、かつ野鳥が集まりやすい、どこにでもある川沿いがオススメな訳です。
特に水面まで降りられる場所がある川は撮影しやすいよ!
おすすめ撮影場所
・公園(木が多い公園がおすすめ)
・畑や田んぼ(農家さんの邪魔にならないよう注意)
・池、湖(カモなどが近くで撮れるかも)
・海岸(潮風を浴びたらカメラを掃除しよう)
三脚で道をふさいだり、他の利用者や農家さんなどの迷惑にならないよう、場所ごとのルールやマナーを守って撮影を楽しみましょう。
有名探鳥地の取材記事はこちらからどうぞ!
野鳥撮影④鳥の探し方
では川沿いに来たとして、野鳥が見つからないとシャッターを切らずに帰宅…なんて悲しいことになってしまいます。
場所ごとにコツはあるのですが、ここでは最も探しやすい川沿いで説明します。
野鳥を探すときは双眼鏡があったほうがいいです。おすすめの双眼鏡はこちらで紹介しています。
まずは肉眼でざっと見まわします。いそうだな、とか何か動いた、と思ったら周囲を双眼鏡で確認して場所を特定します。
これはカメラのファインダーで野鳥を追う時にも使う技術ですが、肉眼で見えている鳥から目をそらさずに双眼鏡を目に添えると一発で鳥がど真ん中に入りますのでやってみてください。
野鳥は休む(寝る)、餌をとる、飛ぶ、をしていることが多いですが、隠れて寝ている鳥を見つけるのは初心者には困難ですし、飛んでいる鳥をいきなり写すのは難しいので、餌をとっている野鳥を探してみましょう。
多くの野鳥が活発に餌をとるのは早朝や夕方です。
なるべくその時間帯を狙って、餌にある場所を見てみます。餌となるのは木の実や草の実、地面の虫やミミズ、川のエビや魚、河原の虫などですかね。川沿いは餌の宝庫ですから、何も鳥がいないということはほとんどないでしょう。
野鳥撮影⑤野鳥への近づき方
野鳥を発見したら、いざ撮影!
思ったより鳥が遠くにいて撮りにくい…
近づけないかな?
とほとんどの方が思うでしょう。
そして、近づいてみたら飛んで逃げちゃった…!なんてことは誰しも経験することです。
では、どのように近づけば良いのでしょうか。まずは鳥が嫌がる行動を知る事が重要です。
・まっすぐ自分に向かってくる
・じっと見られる
・急な動き(立ちあがる、手や棒などを振る、立ち止まるなど)
・聞き慣れない音を出す
といったところでしょうか。
このような行動をすると鳥は驚き、警戒します。
・首を伸ばし、細くなる
・周囲を見回す
・餌を咥えたまま鳴き続ける(繁殖期)
・近づいてきて激しく鳴く(特に繁殖期)
首を伸ばしたり細くなったり、というのはインコなどを飼っている人は分かるでしょう。羽毛を体に貼り付けてシュッとなります。これに気づかずに近づくとやがて逃げ出してしまうでしょう。
また、繁殖期は人が近づきすぎて巣に戻れなくなってしまったり(巣をばらしたくない)、追い払おうと近づいてきて卵を温められなかったりします。このような警戒サインに気が付くことは、野鳥を守る事にもつながるんですね。
ではどうしたら近づけるか、という話ですね。
・警戒サインを見極める
・障害物に隠れながら近づく
・目線をそらしながら通り過ぎ、待つ
・障害物がなければ、しゃがんで近づく
・警戒されたらしゃがんで動かない
とにかく鳥を警戒させない事。また、追いかけるのではなく、待つことが重要です。
どうしても我慢できなくて鳥を追いかけまわしてしまう人がいますが、どちらにしろ鳥のお尻しか撮影できませんので待っていた方がお得です。
とはいえ待っていても遠ざかっていくだけ、って状況もあると思うのでそんな時は一旦先回りして待つ。これが出来ると撮影の成功率が飛躍的に向上します。
しゃがんで撮影するのも効果的で、鳥の警戒心もやわらげつつローアングルで鳥の目線で撮影できます。
野鳥撮影⑥野鳥の撮り方
撮影できる距離まで野鳥に近づけたら、いよいよシャッターチャンス!
画角に鳥を入れてシャッターを押せばOK!なんですが、いろいろと注意したり工夫したりする点があります。
鳥が画角に入っているか
大前提として、撮りたい鳥がきちんと画面の中に入っていないといけませんよね。
ファインダーを覗いたときに、きちんと鳥が中心にくるように練習しましょう。双眼鏡と同じように、肉眼で見たら目を逸らさないのが基本です。
飛んでいる鳥を撮影するときは特に難しいですが、身体全身を使って野鳥を追いかけてみましょう。
ピントが合っているか
基本的に生きものの写真は、目にピントを合わせます。
野鳥撮影におけるピント合わせは、基本的にカメラのAF(オートフォーカス)機能を使用します。
AFモードにはシングルAF(AF-S)とコンティニュアスAF(追尾AF、AF-C)の2種類があり、シングルAFは静止している被写体に有効(=ピントが素早く合う)なのに対し、コンティニュアスAFは動いている被写体に有効(=半押ししている間ピントを合わせ続ける)です。
静止している鳥 | 動いている鳥 | |
シングルAF | 〇(素早く合う) | ×(追いきれない) |
コンティニュアAF | ×(ピントが遅い) | 〇(追従する) |
また、AFエリア(=ピントを合わせるエリア)も設定でき、1点から画面全域まで細かく設定できる機種も多いです。背景が複雑な場合(枝にとまる鳥など)は1点AFなどエリアを狭く、背景がすっきりしている場合(空を背景に飛ぶ鳥など)はカメラに任せてエリアを大きくして撮影してみましょう。
ぶれていないか
せっかく撮れた写真も、野鳥がぶれていたら残念です。連写性能の高いカメラの場合は数枚連写してぶれてないカットが残るようにすると良いでしょう。
そもそもぶれにも2種類あり、被写体ブレと手ブレがあります。
手ブレ
・カメラ(撮影者)が動く
・手振れ補正機能や身体を固定して対処
被写体ブレ
・被写体である野鳥が動く
・シャッタースピードを上げて対処
シャッタースピードはその名の通り、シャッター幕が開いてセンサーに光が当たる時間のことです。
1/20秒(遅め)とか1/1000秒(早め)といった風に表し、手持ち撮影で静止している鳥を撮るなら1/20秒以上、飛んでいる鳥を撮るなら1/500秒以上はシャッタースピードがあると良いでしょう。
シャッタースピードを上げるには、シャッタースピード優先モードで強制的に上げる、ISO感度を上げる、絞りを開く、明るい場所で撮影する、といった方法があります。
特に暗い場所ではシャッタースピードが下がりますので、ISO感度を上げて対応します。極端に高感度にすると画質が低下しざらっとした印象になりますのでご注意を。
光の方向を考える
基本は順光(撮影者の背中に太陽がある状態)で撮影します。被写体の色がはっきり出ますし、ピントも合いやすく撮影しやすくなります。
撮りたい画によっては逆光(=撮影者の正面に太陽がある)で撮影する場合もあります。逆光では被写体が暗くなりますが、輪郭が光って見えます。風景と一緒に写すと情緒ある写真になりますね。
また、光が強すぎる場合や暗すぎる場合は露出補正で明るさを調整します。
カメラの+-マークから操作できますので「明るすぎて鳥がまっしろに!」「暗すぎて鳥が黒塗りに!」なんて時は活用してみてください。
構図を考える
生きものの写真全般にいえることですが、被写体の目線の先に空間をつくると安定感のある写真にすることができます。これがないと圧迫感のある写真になってしまいがちです。
また、画面を3分割する「3分割法」という考え方があります。画面を縦横3分割にして、線が交わる部分に被写体を置くと美しさを感じやすい「黄金比」になるといわれています。
さらに、「鳥と目線を合わせる」と臨場感のある写真になりやすいです。上から見下ろしたり、下から見上げるよりも鳥と同じ高さから撮影するんですね。状況で難しい場合もありますが、狙える時は狙ってみましょう。
背景を考える
背景はすっきりしていた方が、被写体である野鳥が浮き上がって見えます。
藪や河原などで鳥を見下ろすように写すと背景と鳥が一体化してしまい鳥が全然目立たなくなってしまうんですね。
また、絞りの値によって背景のぼかし具合を変えることもできます。基本的に背景をぼかしてすっきりさせたいなら絞りは開放(レンズの名称のF値と同じ)か一段階絞るくらいが良いでしょう。
う~ん考えることがいっぱい…!
慣れれば自然とできるけど、
撮りたい構図を先に決めておくと考えやすいよ!
野鳥撮影⑦フィールドノート
撮影の時にノートにメモやスケッチしておくと
後で役に立つよ!
ムーアはフィールドでスケッチするのも好きなのですが、撮影中はメモ程度にするか帰宅してから書きます。
ノートには、日付・時刻・天気・場所・見られた種などを記録します。面白い行動や繁殖の記録などもつけておくと来年の撮影プランなども立てやすいですね。
野鳥の種類が分からない時はアプリを使ってみるのもアリです。
写真データを見返さなくても、いつどこでどんな鳥を観察したか振り返ることができるのがいいですよね。見返すのが楽しいんですよ。
野鳥撮影⑧撮影した写真の使い方
せっかくいい写真撮っても
撮った野鳥の写真の使い道がないんだよなぁ。
SNSにアップしたら?
フォロワー1人しかいないから…
…
という方も多いと思うんですよね。でも、SNSにアップするだけが写真の使い道ではありません。
ここはひとつ、額装して部屋に飾ってみてはいかがでしょうか?
Artgene アートジーン
こちらの額装サービス!画像をアップ→額装シミュレーション→用紙・サイズ選択→購入!と簡単に自分の写真が豪華な額に入って届きます。ギフト包装もしていますので、プレゼントにも良いですよね~
ちなみにこちらのアートジーンさん、そのまま出品もできるそうですよ。自分の写真が額入りで販売できるなんて良いですよね!
野鳥撮影⑨撮影マナー
野鳥撮影におけるマナー、考え方はとてもシンプルで、「人と鳥に迷惑をかけない」ということだと思います。
・マナー違反(道を塞ぐなど)
・法律違反(私有地への立入など)
・鳥を驚かす(音、石投げるなど)
・繁殖の妨害をする(取り囲むなど)
ざっくりよく目にするのはこんな感じでしょうか。カメラマンの多い場所では。三脚で道を塞いだとか、珍しい鳥を大勢で囲んで繁殖妨害したとか、トラブルもよく耳にします。
「良い写真」を撮るために、いろいろなテクニックを紹介してきましたが、どんなテクニックよりも野鳥を愛する心やモラルの気持ちがとても大切だと思います。趣味ですからね、気持ちよくやりたいものです。
ま、結局人のいない場所、時間帯で撮影するのが一番気持ちがラクだと思います。
自然の中で野鳥と1対1になる瞬間が心地よいのです。早朝の川沿いとか、意外と誰にも迷惑かけない場所はありますよ。
みんなも美しい野鳥たちの写真を
たのしく撮影してみよう!
まとめ(種類別撮影方法)
最後は種類別の撮影方法の記事へのリンクです!
この鳥なら、こんな撮り方ってのがあるんだね!
記事が出来次第追加していきますね~
記事のシェアなどもぜひぜひ、よろしくお願いいたします!