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【昆虫採集】虫捕り網のおすすめはコレ!虫捕りグッズ&持ち物紹介

pintyoro

夏休み、自由研究やBBQ、キャンプで昆虫採集をするご家族も多いのではないでしょうか?

初めての昆虫採集では何を持っていったらいいのか、虫アミはどんな種類があるのか、分からないと何を買ったらいいのかも分からないですよね。

そこで自然解説員としてほぼ毎日多くの子供たちと虫捕り体験活動をしているムーア(@nature_familiar)が昆虫採集に持っていくグッズの選び方を紹介します!

虫捕りに行きたい!アミ買って~!

虫アミだけでいいのかな?
どこで買おう?

100円ショップで手に入るものもあるよ!
装備一式そろえてみよう!

虫捕り網

そもそも虫捕り網って絶対必要なの?

良い質問!必ずしも必要ではありません。

そう、例えば夜の樹液巡りでカブトムシやクワガタを捕まえるだけなら必要ないことも多いです(手でとれる)。それでも高い木の上にクワガタが止まっていて、蹴っても落ちてこない時なんかは長い虫捕り網があると重宝します。

また、チョウを捕まえたり、草むらのバッタ類を捕まえたり、様々な場面で虫捕り網は便利な道具です。

というわけで、ムーアおすすめの虫捕り網はこちら!

ポイントは網枠の直径が30cm以上で伸縮可能軽くて丈夫、価格もそこそこ(1,500円くらい)というところです。ムーアも最近はこちらを使用しています。(長さや直径など似た商品がいくつかあるので、リンクから探してみてください)。あと、持ち手のグリップ部分がややゴム臭いです(笑)。が、結構気に入っています。

柄もリュックに収納
網部分も折り畳み可能
草むらを撫でても全く歪みません

虫捕り網って100円ショップにも売っているのですが、強度が弱いんですよね。網部分も、柄の部分も。すぐに破れてしまっては捕まえた虫も逃げてしまいますし、柄の部分が折れたり曲がったりすると怪我に繋がることもあります。一方で150円程度で手に入るのは魅力ですから、とりあえず1回だけ虫捕りしてみるくらいであれば100円ショップの虫捕り網でも十分でしょう。

ホームセンターで1,000円前後の虫アミも売ってますが、それなら上記の網の方がオススメです。また、昆虫採集専門店では数万円の虫アミ(枠と網の袋が非常に大きく、柄がとても長い)が売ってますが、親子で使うには持て余すと思います。

川や池の水生昆虫や魚を捕まえたい、という場合は虫捕り網ではなく釣具屋さん等で売っているたも網を使います。こちらの記事をご参照ください▼

虫かご

虫捕り網は必ずしも必要ではない、と書きましたが捕まえた虫を持ち帰るならこちらは必須です。

まぁビニール袋やポケットに入れて持ち帰っても良いのですが、脚や触覚が欠損してしまっては残念ですよね。せっかく捕まえた虫ですから大事に持って帰りましょう。

虫かご

100円ショップでも手に入る虫かご。側面が透明で観察もしやすく、通気性の良い蓋と持ち手もある万能選手です。ひとまずはこれがあれば十分でしょう。沢山捕まえるとカゴの中で喧嘩や共食いをしてしまったり、チョウやトンボを入れておくと翅がボロボロになってしまったりするのが難点です。

小分けのケース

喧嘩するなら分ければいい!

という発想で、100円ショップでも売っている小分けのケースがオススメ。特にクワガタなどのコウチュウ類は脚が引っかかったり喧嘩したりするので小分けにしておくといいでしょう。カマキリの成虫のように大きな虫や、チョウ、トンボなどは入れられないので注意。

ネットタイプの虫かご

チョウやトンボのように翅が繊細な虫は、ネットタイプの虫かごが良いでしょう。

100円ショップでも似たものが売ってますので、安さ重視ならそちらが良いでしょう。

懐中電灯

夜のカブトムシクワガタ探しには必須の懐中電灯!

100均のライトでも問題は無いですが、明るさは強い方が探しやすいですね。夢中になって木の向こうにいる人の顔を照らしたりしないように注意しましょう。

おすすめのライトはOlight製のBaton3。高価ですが小型軽量でめちゃくちゃ明るい防水ライトです。こちらで紹介しています▼

軍手

昆虫採集に興味があっても、虫を素手で触るのはちょっと…というお子様や親も多いはず。そんな時も軍手があると結構いろんな虫に触れるものです。

写真は布の軍手ですが、木くずや植物の種などがくっつきやすいのでゴム製の手袋が良いと思います。

ドライバー、ピンセット

隙間に隠れた虫をほじくり出したり、つまんで取り出したりする時に便利なピンセットやドライバー。ドライバーはマイナスの形がおすすめ。

1本リュックに忍ばせておくと何かと使えて便利ですよ。100円ショップのもので十分です。

虫除け、救急セット

昆虫採集はヤブ蚊との戦い…!と言ってもいいくらい、虫刺されに気を使います。肌が弱く掻きむしって出血して肌がさらにボロボロになってしまったり、なんていう子もたまに見かけます。

虫刺されはある程度予防できます。まずは長袖長ズボン!とはいえ暑すぎる日には子供用の薄手の長袖って少なかったりしますので、虫除けスプレーやリングが必要になってきます。

虫除けスプレー

年齢や回数の制限なく使えるのがこちらのイカリジン含有の虫除けスプレー(天使のスキンベープシリーズ)。肌が弱い方も安心して使えますし、蚊やマダニなど主要な虫4種に効果があります。

より効果の高い虫除けが良い!という方はディートという成分が入ったものが良いでしょう。ムヒの虫除けはディート12%配合で、かなり強い効き目があります。一方で年齢制限もあり、12歳未満は1日1~3回と決められています。大人の方にはアリな選択肢ですよね。

子供にも安心な天然素材の虫除けがいいな~!

こちらは化学薬品不使用の天然素材虫除け。妊婦さんやお子様でも安心して使えて、良い香り。付属のペレットで15日間持続するので毎回スプレーするのが面倒だ!という場合も良いかもしれませんね。

救急セット

絆創膏くらいは皆さん持っているかもしれませんね。消毒液やウエットティッシュも持っておくと安心です。転んだ時は消毒しない方が、という場合もありますが虫に噛まれたりした時は消毒した方がいい事も。

虫取り道具以外にも、必要なものがあるんだね!

図鑑

昆虫採集をしていると、捕まえたはいいけどなんていう虫なのかさっぱり分からない~!ってことも沢山あります。

そんな時、現地に図鑑を持っていくと便利。使いこなすのにはコツが必要(そもそも何の仲間かが分からないと探せない)ですが、自分で種類を調べてわかった時の感動も楽しいものです。

オススメは日本の昆虫1400シリーズ。身近に見かける昆虫はだいたい載っていてこのサイズ、価格。最高ですね。

使い方のコツはこちらの記事でも紹介していますので見てみてください▼

総括的に昆虫について知りたいならこちら。

レビュー記事はこちら!

2022年6月発売の最強昆虫図鑑だよ!

まとめ

昆虫採集は虫が捕まえられれば良いのです。でも捕まえた虫を運んだり、調べたり、虫に刺されず快適に過ごしたりするには必要なものもあるんですね。

装備を整えて、快適な昆虫採集を楽しむよ!

虫のとり方など昆虫採集全般の記事はこちら!

ABOUT ME
ムーア
ムーア
フォトグラファー・自然解説員
大学を出て水族館に勤めたものの、
「水槽の中じゃなく、自然の中で生きものを観察してほしい!」
と思い、自然解説(野鳥・川・昆虫等の観察会)の仕事を始める。

現在は自然解説員として活動しながら、国内外で野生動物の写真撮影をしている。
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